【椛の月】

君の笑い声が遠く 響くだけで
無意識に瞳が君を追い始める

姿が見えないと 行き場を無くした視線を落とす

秋の冷たい風が 色どる椛を舞い散らす
儚い木の葉のメロディー
頬を伝う 雫一つ…

どうして君なんだろうか
こんなにも苦しいのに

この想いが届かないなら
せめて 密かに
想いをはせても いいでしょうか

君の名前を 人づてに聞くだけで
無意識に会話に耳をたてる

今君は何をしてるのか 意味もなしに追いたがる

誰もいない 暗い部屋に 夜の光が窓から差す
音無き星たちのメロディー
指先に落ちる雫一つ…

どうして 気持ちは変わらない
こんなにも苦しいのに

この想いが届かなくても
せめて 静かに
君を 想っていて いいでしょうか

風よ私の想いを 伝えて
星よ私の願いを 叶えて
光る雫は 音をたてて
書き記したメモリーを滲ませる

どうして 君なんだろうか
こんなにも 切ないのに

この想いが 届かないなら
せめて 木の葉に
想いを隠しても いいでしょうか

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

椛の月

もみじのつき
と、読みます。

楓(かえで)の事だけでなく、紅葉する葉をさします。

もし、使用してくださるのなら、レンだけでなく、全てのボカロに使用して下さって大丈夫です。

閲覧数:134

投稿日:2013/07/17 01:24:21

文字数:465文字

カテゴリ:歌詞

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