いつも 素直に言えなくて
口を開けば 悪口ばかり
こんな自分が 嫌になる
優し過ぎる君の気持ちに
甘えて 付け込んでいるよう

はっきり言葉にするのは 苦手
けれど 伝えたい思いはあって
気持ちを素直に言えない性格が
悪口しか思いつかない思考が
とても嫌で 仕方がないの
「素直に言えたら、どれだけ楽なんだろう」
そう思うだけで ただ苦しい

人を愛すること
それは 素敵なことなんだと思う
けれど 素直に言えない私には
そんな資格 ないよ
色んな気持ちが 入り混じって
本当の気持ちが 分からなくなったの

そんな 無様なところ
君に見せられるはずもなくて
不器用に 差し伸べられる手を
傷つけて 振り払うことしか出来なくて
喉の奥 待機させた言葉
いつも言えないままで

どうすればいいの?
悲しげな顔する君に 何も出来ない
手を伸ばす事さえ 躊躇って
ただ いつもの悪口で突き放した

信じたいよ
けど 心の奥で誰かが叫ぶ
「信じてはいけない」
その声は きっと昔の自分
乗り越えられない 過去の残影
もう 過去の事
そう思えば 簡単なのに
心の奥ではまだ 絡みつく痛み

大切な君に まだ話していない痛み
一番 核心に近い場所
きっと 言ってしまえば
もう 笑っていられない
君に 二度と泣き顔は見せたくないけど
多分 泣いてしまうから

君は どんな顔するんだろう
慌てるのかな
それとも 黙ってしまうのかな
でもね
嫌わないでほしい だなんて

甘えてる。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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甘え

色々諸々ぶっちぎった長い詩ですみません。そんなにルカさんは不器用な気がしないけれど、性格その他含めた完全なイメージです。

…世に言う「つんでれ」さんの中には、こんなこと考えてる方いるかも、ですよ。

閲覧数:37

投稿日:2010/02/02 18:27:13

文字数:635文字

カテゴリ:その他

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