《A1》
めでたしめでたし幕を閉じた
物語裏では必ず
誰かが泣くようにできてるんだ
だってほら

めでたしめでたし幕は閉じた
後の事はどうでも良いんだ
誰かが血を流して泣き叫んでも
笑顔で幸せ語る なぁそうだろ？

《B1》
何の為に全てを失って
何の為に全てを奪われた？
なぁ何か悪いことしたか？何が気に食わない？
そうなんだったらはっきり言えよな

夜な夜な魘され夢見るあの日を
この手に染み付き落ちぬ紅い血
鬱けたようにただ立ち尽くして
五感が全て消え去ってく


《S1》
上澄みだけを取り除いて
綺麗になった？笑わせんなよ
本当に取り除くべき対象も
腐った目では見えてないくせに

自分勝手御都合主義を掲げ
消え逝く者は有象無象
何故？何故？何故？教えろ
正当化できるもんならさ



《A2》
めでたしめでたし幕を閉じた
物語はそれでも続いて
勝手に終わらせんてんなと叫んだ
だってほら

めでたしめでたし幕は閉じた
けど閉じた幕はまた開くんだ
そこで演じる主役が前と同じとは
誰にも分からないなぁそうだろ？

《B short ver.》
夜な夜な魘され夢見たあの日に
この手で栞を挟んで閉じた
心臓に突き刺さったままの矢
痛みも亡くてただ泣いてた


《S2》
上澄みだけを取り除いて
これで終いだ？ふざけてんなよ
沈んだまま煮詰まりきって腐った
残り屑さえ見えてないくせに

自分勝手御都合主義を掲げ
消え逝く者は有象無象
何故？何故？何故？応えろ
正当化できるもんならさ


《C》
散ってった数だけ石を積んだ
増えてった分だけグラつき挙げ句
崩れてって無くなって
嫌疑 懐疑 猜疑 全部虚無に埋めた

抱き寄せた愛も育んだ愛も
めでたしでは終わらせてくれなかった
「どうして」「なんで」と叫んでいても
嘲笑う声に掻き消されてさ


《S arrange ver.》
上澄みだけを取り除いて
綺麗になった？笑わせんなよ
本当に取り除くべき対象は
腐りきってるお前等なんだよ

自分勝手御都合主義を掲げ
消え逝く者は有象無象
何故？何故？何故？教えろ
なんで葬り去ったのかをほら

上澄みだけを取り除いて
これで終いだ？ふざけてんなよ
沈んだまま煮詰まりきって腐った
残り屑には火が燃え移って

自分勝手御都合主義を掲げ
消え逝く者は有象無象
「何故？何故？」それで良いそのまま
分からず終いで「消えて逝け。」