ない…。
廊下も…、ゴミ捨て場も…、バッチがない……。
どこにあるだろう。
もう夕暮れになってきてるのに…。
見つからないと思っていたとき、思い当たる場所が一つ。
木の下…!!!
「ココにあると思ったのにぃ…。」
仕方ないか…。
私は元来た道を引き返し、かばんがある教室まで向かった。
ガラッ
当たり前だけど誰もいないか…。
コトン
「誰?!」
音がする方向を向くと…
「始音カイ…ト?!」
と、その隣には私の瞳と一緒の色の猫…?
カーテンがふわりとなびいて始音カイトと目が合う。
「「あっ…。」」
「な、なんであんたがココにいるの?」
そう言った途端、猫は私を少し睨んでシュタリと窓から降りていった。
始音カイトは私の顔を少しだけ見てすぐに猫が下りたほうに目を向けた。
「…君こそなんでこんな時間まで?」
「別に…。」
私はタカタカと椅子をしまって教室から出ようとしたそのとき…。
「ねぇ、君が残っていたいた理由はこれだろう?」
始音カイトの手には…。
「学級委員バッチ!!!」
「返して!!私の!」
でも始音カイトはクルッと向き直って
「嫌だ。」
と悪戯ぽく笑ってニヤニヤしてた。
こいつ…、やっぱ嫌いだな。
私は冷血な目で睨んだ。
コメント0
関連動画0
オススメ作品
聞こえない聞こえない
これで明日も生きられる
みえない みえない
これで私は生き延びる
窓から見えたの あなたの目
影の中溺れ 散る あばら骨
1度だけ 光が見えた
天国生きの切符だろうか
それでも私は受け取ろう あぁ
なんて...空々 歌詞
moku1052
ピノキオPの『恋するミュータント』を聞いて僕が思った事を、物語にしてみました。
同じくピノキオPの『 oz 』、『恋するミュータント』、そして童話『オズの魔法使い』との三つ巴ミックスです。
あろうことか前・後篇あわせて12ページもあるので、どうぞお時間のある時に読んで頂ければ幸いです。
素晴らしき作...オズと恋するミュータント(前篇)
時給310円
命に嫌われている
「死にたいなんて言うなよ。
諦めないで生きろよ。」
そんな歌が正しいなんて馬鹿げてるよな。
実際自分は死んでもよくて周りが死んだら悲しくて
「それが嫌だから」っていうエゴなんです。
他人が生きてもどうでもよくて
誰かを嫌うこともファッションで
それでも「平和に生きよう」
なんて素敵...命に嫌われている。
kurogaki
生まれた時から
周りと違っていたわ
私は天才だと
言われたくはないのよ
ただグルグル回る
地獄を書き連ねては
ただ自分が死んでしまうほどに
書いたの
私を殺して物語
バッドエンドに溺れたこの私を...「苦悶小説家」歌詞
空崎書房
running cat
走る猫
Me running by car
車で走る俺
Running parallel
並走してる
looking you
こっち見てる
running cat
走る猫...running cat 2 ~英語版 english~
saizou_2nd
ミ「ふわぁぁ(あくび)。グミちゃ〜ん、おはよぉ……。あれ?グミちゃん?おーいグミちゃん?どこ行ったん……ん?置き手紙?と家の鍵?」
ミクちゃんへ
用事があるから先にミクちゃんの家に行ってます。朝ごはんもこっちで用意してるから、起きたらこっちにきてね。
GUMIより
ミ「用事?ってなんだろ。起こしてく...記憶の歌姫のページ(16歳×16th当日)
漆黒の王子
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想