第一章 夢の中の天国



“私の心何処?”
“此処は夢?”
“私が居る世界とは全然違う…”
“そこにいる人は誰なの?”



 ここはまるでバーチャル見たいな所…
 私は辺りをキョロキョロしながら見ていた。
 そこに居た男の人に聞いて見た。
「すみません…?此処何処ですか?」
「此処ですか?」
「はい」
「此処は夢の中に天国です」
「夢に中の天国?」って疑問に思った。
「此処は貴女の夢の世界です。その夢の世界は人によって違います。だから貴女には、貴女の求めている人がいます。その人を救って下さい」
「私を救いを求めている人?」
 私は夢の天国の番人って言う冪(べき)の人の言葉を信じたら良いのか解らないが…私はその人の言葉を従った方が良いかな?
「何で私なの?」
「その答えはその人に会ったらその内解ります」
 と言ってその人は消えて行った。
 私が目を覚ますとそこには元の居た自分の部屋だった。
「今の何だろう?」
 私は時計見ると…
「ああああぁぁぁぁーーーー!遅刻してしまううううぅぅぅぅーーーーー!!」
 私は慌ててしたくして部屋を出て行った。



 何とかギリギリ着いたけど…そこに居るのは新人さんだった。
「えーと。今日からこの会社に勤務する神戌君だ!良かったら皆(みな)アドバイスの方宜しく!!以上だ」と言って皆は去って行った。
 上司は私を呼んだ。
「初雪」
「はい?」
 すると上司は「今日から君に神戌君の面倒見て欲しい」と言った。
「はい??私がですか???」
「そうだ!?君は仕事の腕が良いからな!?」と笑いながら言った。
 いきなり勝手に決められた部下にどう接したら良いのか解らない私…でも彼は私の方をジーと見て居た。
「あのー…」
 彼は私の一言に我が戻る様に驚いた。
「では宜しくね~初雪君~」と言って上司は去って居た。
 ………
 どうしたら良いの?私はそれを思った…
 ようやく彼は口を利いた。
「神戌です…宜しく…」と彼は手を出した。
「こちらこそ…」と気まずい空気な儘で私は手を取り出して彼の手を取って握手した。
「ミークー♪」といきなり抱締めて来たのはグミちゃんだった…
「ぐっグミちゃんっ!吃驚したよ(泣)」
「あー!(汗)ごめんごめん(汗)」
 この娘は辰樹 グミ。小学校からの付き合いの幼馴染。
 グミちゃんはヒソヒソ言いながらこう言った。
「ミク♪あの人ミク好みじゃない?」って言って来た。
 私は慌てて「ええええぇぇぇぇーーーーー!!!!!グミちゃん待ってよ!!!!!」
「良いじゃん♪」そう言って去ってしまった。
 昔からそんな娘でした…
「大体解っているかな?」
「ああっ大体は聞いている…上司があんたを推薦してたけどな」
「まっマジで…」
 彼は私に向かって「あんたは何か可愛いね…彼氏居たら可愛がっているだろうな…」と言った。
「わっ私彼氏居ないから…彼氏なんて無縁な話…」
「居ないのか…」
 私はその話題をするして「さて仕事しよう」って反らした。
 バーチャルの世界。
「初雪 ミク。そして神戌 がくぽ。二人の運命はもう初めっているから」



 お昼時間。
「一緒にどう?」彼が誘ってくれた。
「えっ!?良いよ」と私は答えた。まさか誘ってくれるとは思わなかったから…
 そこにクミちゃんがやって来た。
「ミク一緒にどう?ってあたし邪魔よね」と去ろうと思ったグミちゃんだったが…神戌君が「辰樹さんもどうですか?」と呼び止めた。
「えっ!?良いの!?」
 神戌さんが頷いた。
 グミちゃんが「気前良さそうね…そんなに悪い人ではないしね…」と言って「じゃーお言葉に甘えさせて頂きます♪」と神戌君に言った。
 そして私達は食堂に向かった。
 神戌さんは私達の事ジーと見つめていた。
「2人共性格違うね…」
「神戌君もそう思う?ミクは昔から控えめの性格あのよ」とグミちゃんが嬉しそうに言う。
「もう~グミちゃん~そんな事言わないでよ」と泣きそうに言う私である。
神戌君は少し呆れた様に見えた。
「いつからの仲?」
「小学校からだよ♪」とグミがあっさり答えた。
「神戌君はミクの事どう思っているの?」
「えっ!?グミちゃん~ここではその話辞めてよ」とグミちゃんは私をからがうのが好きだ様だ。
「初雪さんの事…?」
ミクは慌てて、「ああああーーーー!?戌神君、グミちゃんの言う事は気にしないでね!?」と言った。
(でも、彼女は慌てて言うんだろう?彼女の事何か懐かしい様な感じがする。何でだろう?)
「あら?」と言う言葉に俺は我に戻った気分だった。
「こんな時間か(汗)グミちゃんがあんな事言うのが悪いよ~」と私はグミちゃんに言うと、グミちゃんは「あんたは一回も彼氏作ってないじゃー」と突っ込まれた。
「えっ?彼氏いないの…?」
「そうだよ♪ミクは不器用でどうしようもないのよ」と神戌君の方を見てキラキラしながら言った。
「も~う~!?グミちゃん!?」
(…これはチャンスか?俺この人と付き合ったらもう一度やり直せるかな?やりたい事やりたい事し…)
私達は食堂を後にして職場に戻った直後に上司に呼ばれた。
「初雪」
「はい?何でしょうか?」
 私は上司に呼ばれた。
「初雪、この書類やってくれねーか?」
上司に手にしていたのは大量の書類と参考書みたいなやつだった。
「部長?何でいつも私ばっかり落ち着けるんですか?私は凄く忙しいんですが!?」
「初雪、厳しいね。相変わらず…」
「お言葉返しますけど、部長がだらしないと私ばっかりやらせるのでしょう?」
「いやー初雪には負けるわ」と頭を掻きながら言った。
「これは他の人に任せて下さい。但し、神戌君には落ち着けない様にね!?」
「はいはい、解った解った」と上司は逃げる様に言った。
遠くからこっちの様子見ていたグミちゃんが「ミークー♪やるじゃー♪」と言った。
「能天気な事言わないのグミちゃん!?」とグミちゃんの頭にコッツンとして言った。
するとこっちの要するを見る様に神戌君はこっちを見てくれ私の方にじーと見つめていた。
「「神戌君?」」
神戌君は吃驚して我を戻る様な顔をした。
「あっ!?スマン…」と言って少し照れていた。
「気にしないで」と私は笑顔で言った。
「はっはぁー」と神戌君が言った。
「さて…仕事やろう」
「えっ!?ミクてばー」
と言って仕事に戻った。
仕事終わってグミちゃんと帰ろうと思ったら神戌君がやって来た。
「「えっ!?」」
「何?」
「「あっ!?ごめん…いになりの登場に吃驚」」とハモってしまった。
「「ん?」」と私とグミちゃんは顔あってしまった。
「初雪さん…俺ね初雪さんに伝えたい事があるから辰樹さん先に帰ってくれません?」
 グミちゃんは疑問思ったけど「良いよ。じゃーまた明日ね♪」と言って帰った。
 私は神戌君を見て「何?」と言うと彼は何故か不安な感じの顔をした。
「…あのね…俺ね…実は全て無くなっているんだ」
「えっ?どう言う意味?」
 すると私達の目の前に夢の中の番人がやってきた。
「こんばんは♪」
「「?どうして貴方が??」」
「私は番人ですよ。貴女の行動1日見てますよ」
「ですよね…」
「神戌 がくぽ。貴方の秘密漏らすのですか?彼女には知るの早過ぎです」
 私はどうしたら良いのか解らない儘居た。彼の秘密は何でしょうか?
 その間に彼らが消えてしまった。
「あれ?」と辺り見ると私1人だった。


 次の日。
 私は、会社に着いた。
「ミク、おはよう♪」
「グミちゃん、おはよう」
 私は会社に着いて感じたのは…
「どうしたの?」
「それがね…」私の耳にヒソヒソして言った。
「ってことなのよ」とグミちゃんが教えてくれた事は“神戌君の秘密がある”って事たった。
「嘘でしょう?」
「私も嘘だと思ったよ。でも昨日ミクと神戌君と一緒にいて誰かがいたって見た人いたよ」
「本当に?」
「うん」とグミちゃんは不安な顔をしながら言った。
「もーうー。グミちゃんは考え過ぎだよ~♪」
「本当に?」
「うん♪」と私は笑顔で言った。
 夢の中の天国の番人の正体は何だろう?
 上司がやって来た。
「神戌君は知っているか?」
「さぁー、最近来た人なのそその言い方はなんですか?」
「いやー」と困った感じで頭を掻いて「初雪は色々聞いているのかな?ってね思っただけだよ」と答えた。
「お言葉返しますけど、人のプライバシーに関する情報は相手に不愉快弄びますからそのな事は聞きません!」と私はきつい言葉で返した。
 上司はグミちゃんの方に見て、グミちゃんは「私もミクと同僚聞いてません!!」返した。
 その時、神戌君がやって来た。
「おはようございます」
「おはよう」
「「おはよう」」
 上司がこう言った。
「神戌!お前何か隠し事ないか!?」といきなりのその質問。
「…無いですが?」と言った後に薄々気付いていたか神戌君が「じゃー、俺に秘密があると言うのですか?」と言った。
 上司は神戌君に対して「お前は昨日の晩にマジックの様に消えていったと見た人が居るんだよ。これ説明付けれるか?」と言った。
  神戌君は顔色変えずに「気のせいではありません?それなら初めからマジシャンとか何かやってますって言いますよ」と言い返した。
 その険しい目で見ていた神戌君の姿見て上司は渋々去って言った。
 私は神戌君を所に行って「私とグミちゃんはそう言うの思ってないからね」と言って、神戌君はわかっている様な感じの顔をしていた。
「俺は2人共は信じているよ。」と言って神戌君が少し考えて「昨日の事だけど…」と言って、私は「あの人の事?」と答えた。
「ああ、何であの人の事知っているとか疑問思わなかった?」
「私…夢の中に貴方に会っている様な気がする…」
 彼は私の一言に驚いた。
「気付いていた?」
「何が?」と私は答えると神戌君は「解らんか…」と寂しそうに言った。
 そう言えば、夢の中の天国の番人は私に何を求めているんだろう?彼は何者?そして神戌君はどうして番人を知っていて私の夢の中に出て来たの?私の疑問はいっぱいあった。
「気になる?」と解っている様な雰囲気がした。
「私が思っている事解っているの?」
「ああ、一応ね。俺は神だから…でも、神になれない神様だから…」
「えっ!?」私は彼の一言に驚いた。
「どう言う事?」と聞いてしまった。
「今は知らん方が清潔だよ」
「あの人はその内解るって言ってたけどね…」
 グミちゃんが「ミク、仕事しよう?」と声かけられ、私は「そうだね」と答えた。
 私は書類と睨めっこしながら「んー…部長も問題人だね」と言うとグミちゃんが「そうだね」と苦笑しながら答えた。
「何で私達がこんな事しなあかんのよ~」と呆れて、私は「部長の秘書ではないのにね」と言った。
 その隣に神戌君も居た。
「部長はいつも仕事しているのか?」
 グミちゃんは「さぁーね。何考えているのか解らんし」と言うと…
 神戌君は「あの人はあんなんだろうか…」と言った。
「知らないよ…」
「そうよね…」
 私とグミちゃんは上司の事思ってたら番人が登場。
「「「わっ!?」」」
「3人共失礼ですね…私は何もしてませんが…」
「あんたの登場が一番驚きだ!!」
「そうだよ…」
 グミちゃんはよく解らない儘天パっていた。
「貴女は初めてですね…夢の中の天国の番人です」と言ってグミちゃんの手を指し伸ばした。
「夢の中の天国の番人?ふざけるな!?」とグミちゃんはその手を払った。
「強気ですね…」と呆れた顔した番人だった。
「何しに来た?今度は?」
 神戌君は番人に質問したが、番人は周りを見てこう言った。
「貴方達は今の状況わかりますか?」と呑気な事を言われ、私達は辺りを見ると…そこには私達以外皆固まって時間を止まっていた。
「どう言う意味なの?」と私は質問した。
「貴方達は夢見たいな事言って…私の力はそれ程馬鹿には出来ませんよ。何故なら私の姿は貴方達しか見えませんから」と番人は言った。
「「「えっ!?」」」
「私達しか見えないって…」
「私の能力使ってなかったら多分ではなく、周囲の人間は頭が可笑しいと見えるでしょうね…」
 そこ一言で神戌君は理解した。
「…そうだな…」
「ほーう?神戌がくぽご理解が早いですね」
 そして番人は一旦時間を置いて語り始めた。
「…さて、今回は今後の貴方達によって運命の歯車が動く万華鏡になるでしょう?」
「…あたし達によって運命の歯車が動く万華鏡になる?って何よ…あたしはその話まったく見えません…」
 そう…グミちゃんは私達がこんな事になった事は見えてもいないし、話の釣り須磨も解らないでも可笑しくない。でも、何で番人はグミちゃんまでその話にするんだろう?
「さて、話は長話なるのでね…一旦皆さん座って頂きますか?」と笑顔で言った。
 私達は番人の言う通り、椅子に座る事にした。それに続けて番人も座る事にした。
「神戌がくぽ、初雪ミク!私の姿見てどうだと思いますか?」
「はい?…俺には普通の人間しか見えないよ…」
「私が天使とか神とか付いている輪っかがない…」
「貴女は鋭いですね…“天国”って言ったらそうでしょう?私がいる“天国”は違うんです。それはね神様になれない者達遣り、残した者達が集まる所です。だが…その者達は記憶全部消えるんです…何故なら死んでしまう引き換えに多魂と記憶を私の元にやって来るんのですが…魂は来ても記憶は来ない方が多いのです…誰もが彼が死んだとは認識出来ません」
 私達は神戌君が死んだ事は驚いた…彼は自分には記憶が無い事にショック受けていた。
「…ですが貴女の夢の中に出会って運命を変わろうとしている。それも貴女自身でも忘れ去れた人かもしれない…」
「…私が忘れ去った人?」
 私が忘れ去った人?誰なんだろう?それって神戌君が此処にいると訳あるのかな?私は未だに解らないモノばかりだった。
 夢の中の天国の番人は私達の様子を見て「…私はこの辺にして置こうかな?初雪ミク、最後にこう伝えて置こう…貴女はこの忘れ去った人の再会して記憶を思い出した時貴女はその彼を笑顔で言える立場で居れるのかな?」
「っえ!?どう言う意味?」
「その答えは真実知った時に知るでしょう?それでは…」と言って消えて去った。
「…今の何だったのかな?俺達の真実…」
「…私が忘れ去った人…」
「…ミクと神戌君の真実…」
 気が付くといつもの日常に戻ってた。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

アイワアワズ ~陰~ 1-1

この小説は陰の感じのアイワアワズです。

この小説はバーチャル小説となっております。

この小説はたがみPのコラボ小説で第一弾となります。

アイワアワズは陰版と陽版2種類に分けてます。

ボカロPはたがみ様曲です。

内容は、主人公のミクは社会人。
ある日、ミクの夢の中に夢の中の天国に連れて行かれる事になった。
その夢の中の天国はまるでバーチャル世界の様だった。
その中でミクはとある人に出会う事になった。
そのとある人とミクの運命やそのとある人の正体は?
たがみPコラボ小説第一弾「アイワアワズ ~陰~ 1-1」どうぞ最後までお楽しみ下さい。

完成
1-2に続く

閲覧数:237

投稿日:2013/01/15 05:18:36

文字数:5,982文字

カテゴリ:小説

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