失敗してもいいじゃないかだって僕ら人間だもの
だからいいだろう　元から失敗を前提に

ぼくらは皆不完全な生き物　　　過ちばかりの人生だから
過去から得るものなど何もない　同じ過ちをエンドレスリピート

一度や二度の失敗を咎めていたら　反省と後悔ばかりの日々で
明日は埋め尽くされ未来は失われ　前向きになんてなれないから

じゃあ許されるでしょ　誰もが完璧なわけじゃないから　
だから許されるんだ　　不完全こそ人なんだから

最早後悔しても意味のないこと　　
人として生まれたからには人として生きる

それ以外には生きる意味はない
来世は人以外とお願いするつもり？
　
君は君として生まれたから　憧れの人に近づいてみても　
劣等感に苛まれ惨めになっても　自分を捨てることなんて出来ないから

じゃあ僕は真っ当な人間として生まれたわけだから
許されるはずじゃないか　どんな僕でも生き続けることが

こんな存在だと気付かされ　そんなものだと割り切った
一番自分を許せないのは　　他の誰でもなく自分自身

例え出来損ないでも　　地球を汚してゆく存在だろうと
人は人を免罪符として　許されてしまう

人が人を免罪符にしたら　どんな失敗をしても
人間だからという理由で　何もかも許される

僕が僕を免罪符にしたら　受け入れてしまえば
いともたやすくなんの躊躇いもなく　生きてゆける