朝焼けの頃に 空に舞う鳥は
遠い果てから希望を運ぶ
そんな言い伝え 聞いたことないけど
今だけでいい そういうことに
失くしても どんなに汚れても
ここから歩いていくしかなくて
昇る陽を少しでも早く見つけたいから
わずかでも高い場所へと
夕暮れの朱も 風の冷たさも
どれだけ強く抱きしめても
儚く腕から 明日へ消えてく
決して僕のものにできなくて
離れても 何を背負ったって
この道は続いていくみたいで
沈む陽を少しでも長く見ていたいから
わずかでも高い場所へと
離れていたって僕の姿が見えるよう
少しでも輝けるように
朱の空に舞う鳥にはなれないけど
わずかでも高い場所へと
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