色彩のない空の向こう側へ
感情すら捨て去った世界へ
君の残した心を抱きしめて
僕は虚ろに手を振った

君と轡を並べてかけてゆき
僕は得意げに鈍色振り回す
君は悲しげに弓を引き絞り
僕は気付かず敵を切り伏せて
君は涙を流して目を伏せて
僕は咆哮とともに乗り込んで
君は倒れる味方を振り返り
僕は血飛沫浴びて笑い出し
君は止まってしまって俯いて
僕は消え去る命に興奮し
君は堕ちてく心に悲鳴上げ
僕は敵に囲まれうろたえて
君は慌てて寄って手を伸ばし
僕は来るなと叫んで輪を抜けて――――


赤く染まる川の向こう側で
感情しか見えない世界で
君を貫く鉄を引き抜いて
紅く染まる君へ絶叫を

僕は抱きしめ涙と後悔を
君は無常に流れる沈黙を
僕は冷えていく君に絶望し
君は紅く紅く染まってゆく
僕は怒りで身体を震わせて
しかし君はそれでも動かずに
僕は悲しんで涙止まらずに
しかし君はそれでも動かずに
僕は喜びを何処かに落っことし
しかし君はそれでも動かずに
あらゆる感情も消えて自失して
しかしそれでも君は動かずに――――


色彩のない空の向こう側へ
感情すら捨て去った世界へ
君の残した心を抱きしめて
僕は虚ろに手を振った

色彩のない空の向こう側へ

感情すら捨て去った世界へ

君の残した心を抱きしめて―――

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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虹無しの空

失ったものと
消えたもの
立ち直れないもの
何処かへ去ったもの

閲覧数:160

投稿日:2009/12/03 02:52:05

文字数:557文字

カテゴリ:歌詞

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