ボカロが好きで登録しました。 見切り発車です。 いつか書いたものを誰かに使ってもらえるといいなあ。
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色彩のない空の向こう側へ
感情すら捨て去った世界へ
君の残した心を抱きしめて
僕は虚ろに手を振った
君と轡を並べてかけてゆき
僕は得意げに鈍色振り回す
君は悲しげに弓を引き絞り
僕は気付かず敵を切り伏せて
君は涙を流して目を伏せて
僕は咆哮とともに乗り込んで...虹無しの空
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不幸自慢を致しましょう
あなたは一体何を背負う?
さぁほら私に語りなさい
あたしは母に捨てられて
あたしは父に殴られて
心を病んで 薬を貰い
今は監獄のような病室に閉じ込められてます
他人の幸せが羨ましい
覗き込んでは咽び泣き
身体を自らきりつける...不幸自慢
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何を求めて生きているの
あなたたちの表情はまるで満足しているよう
嘘でしょう?まさか冗談でしょう?
意味のない毎日の中で
聞き流すだけの先生の声
生産するのは価値のない
記号の羅列とうわべの付き合い
壊してしまえ くだらない檻
流してしまえ 赤い川
破ってしまえ うわべの膜を...Good end
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もういいかい? まーだだよ
ひふみよいつつ もういいかい?
ろくしちやくじ もういいよ
植え込みの影 姿を隠し
息を潜めて こそこそり
さがし求めて歩く鬼
まだまだきっと見つからない
まぁだかな?
顔を覗かせ鬼を見る
まぁだかな?...隠れ鬼
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暗い淋しい場所で生まれました でもその瞬間は覚えていません
暗く切ない場所へ消えるそうです でもその後のことはわからないのです
つまり僕らはどこに向かうか さっぱり見当もつかないのです
光を得て 歓喜して 不安になった
抱き上げられ 恋をして 迷い込んだ
矛盾の詰まったこの身体 あなたの心を覗き込む...It was.
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気づいたときには 手を取り合って生きていた
小さな村で寄り添って 怒鳴られ追われ傷ついて
それでも二人は傍にいた
「僕がとっても偉ければ」
「私がとっても偉ければ」
「君を幸せに出来るのに」
日の当たる元で逃げ惑い
月光の下で慰めあう
2人の暮らす世界では
互いしか存在し...幸せの声
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天地の神がおっしゃった
この地を楽園とせしめよう
吾等の子らを住まわせよう
さあこの天の大矛で
地上に大地を作れよと
優しい神は微笑んで
豊かな大地を生みました
優しい神は謹んで
人を大地に生みました
「あなた方に幸いな日々を…」...天のおくりもの
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ねがてぃぶせかい
これも嫌いあれも嫌いそれも嫌い
あなたが嫌いそして何より俺が嫌い
回る回る地球号
発達侵入侵害だ
ウィルスだらけ人間様さ
我が物顔で立ち回り
お互い殺しあうんだよ
滅びてしまえ消えてなくなれ
思いを込めてラブソング...ねがてぃぶせかい
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暗い倉庫に早一年
もはや日の目を見ることは
叶わぬことと諦めた
そんな時僕を救い上げる手
光を浴びて積み込まれ
向かっていくよマイマスター
ピィンポォンピィンポォン
おいおいこれで何度目だ
いつになったら会えるんだ
時間指定くらいしてくれよ...お前は一体何がしたい?!
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羨望歌
夢に見た綺麗な心
主人公のような勇気
一体どこに落ちているの?
僕にも手に入れられるの?
リアルには見られない仁者
想像の中だけの勇者
そんなに綺麗になれないよ
僕には縁がないのかな?
東向いては落ち込んで...羨望歌(せんぼうか)
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秘めた心がばれないように 太陽の笑顔振りまいた
「マスターあなたが大好きです」
困った顔の貴方を見つめ 自分の立場を思い知る
貴方のために 嘘をつく
「だからもっとお歌を 教えてくださいね?」
貴方の浮かべた曖昧な微笑み 傷む心は見ない振り
道具はやっぱりそれらしく ニコニコ笑っているものさ
傷む心...つかわれるもの