ほんの小さな君の仕草さえ
見逃さないわたしはクイーン
目立たずに姿勢を正して
余念のないそんなクイーン

ああ

とりあえずわけもなく
街を征くリトルクイーン
苦手だわ人混みが
家に帰る自称クイーン

なぜかと問われても
理由なんて知らないわ
不思議なこともあるものねと
機械的に飲み込みなさい

「誰?」かと問われても
説明する気も起きないわ
世界の未来がかかっていたって
説明する気はないわ

ああ

曇り空 
澱んで湿った空気を入れ換える
たったそれだけのことでも

ほんの小さな君の仕草さえ
見落とさないわたしはクイーン
教室の隅 姿勢を正して
黙っているそんなクイーン

どんなことでも
考えるだけなら自由でしょう
わたしはクイーン
気高くて静かなクイーン

ああ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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窓側のクイーン

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投稿日:2023/06/06 13:03:23

文字数:337文字

カテゴリ:歌詞

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