陽射しの束を潜り 影踏み遊んだ夏の日
裏腹な心に知らないふりをして
また僕らはあの坂を登る
入道雲を駆け抜ける 飛行機雲を
指で辿って 僕らの未来は何処なんて
おどけた笑顔を見せた
夏の香りがするよ 手を伸ばして確めてみる
作ったものをまた崩してく両手で
くすみの無い空なんて 僕は似合わないね
煌めいた君にはピッタリなのに
群青に変わる空に 指差し見上げた夏の日
あれから何も変わらないままで
また僕らはあの坂を登るよ
夏も終わりに近付いた あの空と
散った花火が 一体何処に行ったかなんて
疑問符を浮かべた
別れの時が来るよ 頬に触れて確めてみる
今この時が続けばと思うなんて
淀んだこんな僕じゃ 手は繋げなくて
なのに君は……
だから君には言葉を送るよ
僕の精一杯の言葉を
未来なんて果てしなくて見えないし
何処にあるかなんて分からないよ
だけどあの光が照すから
散って星になったあの光が
僕らでこのキャンパスを一杯にしようよ
例えば君と離ればなれになっても
図々しい僕の最初のお願い
心は誰よりも君の側に ずっと一緒に居させて
別れの時が来るよ 頬に触れて確めてみる
今この時が続けばと思うなんて
淀んだこんな僕じゃ 手は繋げなくて
でも
夏の香りがするよ 手を伸ばして確めてみる
作ったものをまた崩してく両手で
くすみの無い空なんて 僕は似合わないね
煌めいた君にはピッタリなのに
だけど側に居させて
そして僕らはあの坂を下る
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