ひらりひらり、風吹く岬で
二人 海見てるの
沈む夕日 溺れてくようで
息が苦しくなる
「そんなことはないよ」って
貴方の声が微笑むから
少し熱くなった左手で
頬に触れてみたの
揺らいで溶けてゆくあの日のように
貴方と混ざり合えたらいいのに
指に、髪に、肌に触れるたびに
遠い距離を思うの
キラリキラリ、星降る岬で
二人 空見てるの
光の先 存在は不確かで
足元がふらつく
「僕はここにいるよ」って
貴方の肩に寄り添っても
少し冷めた心 瞬いて
動いてしまうから
静かに道標すポラリスのように
怯えずに眠れたならいいのに
二人でいるときに限って、また
さびしいなんて思うの
貴方に触れられる ただそのことが
幸せと感じるようになれたら
貴方の隣で眠れたのなら
ほら、もう夜が明けていくよ
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