いつかは会えると信じてた
虚構は暴かれ晒された命
目に焼き付いた空の色
悠遠の記憶の其処に沈んで
目を綴じた
光は届かず
音を断つ
暗闇に一人
今貫く聲が終局を飾って
微笑を湛えて砕ける
言葉を託して
始まりを告げたらどうか此の手を攫って
涙を呑み込んで解ける
明星に駆け逝く
終わりと始まり目合いて
いつからか忘れた己の在り方
浮きつ沈みつ曖昧な
君にとどける記憶のカケラ
研ぎ澄ます
正邪はどこに
見届けた
その刹那の死を
叫び声を挙げて嘲笑う神に問う
僕らは何故此処に生きてる
答えを頂戴
終焉を告げる正しいことを教えて
涙は枯れ果てたいつかの
明星はいずこへ
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