澱み腐され 暗く歪んで
天の光も 届かぬ奈落
甘い歌声 貴方のその身
腕の中へと おさめるために
さあ舞い上げよう 闇は整った
彼奴なんぞに 渡しはしない
天弓弾き 胸を捕らえる
浴びた朱色は 陽炎の色
極彩色に 紅を潜ませ
揺れる景色は 極楽の空
貴方に捧ぐ 宵闇の舞
命の舞闘 賭した魂
藍に紛れた その殺意には
貴方はずっと 気付かなくていい
宵闇の裡 煌いた色
澄んだ瞳が 怯えぬように
貴方の声を きしりと辿り
細い肢体を 強く抱きしめた
さあ舞い上げよう 闇は整った
賭した命は 貴方の元へ
天弓映し その胸掴む
深く宿した 緋色の魂
指を這わせた 紅の唇
移した色は 極楽の空
貴方に捧ぐ 黎明の舞
命の舞踏 宿す魂
朱に紛れた その哀歌には
貴方はずっと 気付かなくていい
貴方に捧ぐ 宿命の舞
命の舞踏 刻む魂
声に紛れた 鎮魂歌には
貴方はずっと 気付かなくていい
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