―がちゃっ。
「ただいま~って言っても誰もいないけど・・・ははっ」
「ね~ね~」
「何?」

何だ?ミクの様子がおかしい。

「もう寝ていい?」
「は?」

俺がミクの異変に気付いたのは数分前。
あんなに「ねぎねぎ~☆」って言ってたのに・・・

「眠いのか?」
「う・・・うん」
「・・・そうか」
「いい?」
「いいよ」

ミクが俺と目を一切合わせなくなった。突然。

「俺何かしたのか・・・?」

まさか、俺の曲を作るセンスが無い?
2,3曲は作ってみたけど・・・
でもミクは楽しそうに歌ってくれたよな・・・

「うあぁっ・・・何も分からん・・・」

もう・・・飯食って寝よう。



―次の日。

「ねぇ、ねぇってば!」
「うあぁ・・・何?」
「何じゃない!」
「へ?」
「・・・」
「何が、あった・・・?」

今何が起きた?
現状を理解できない。
ってか、ミク、怒ってる?
何に対して?・・・俺か。
いや、俺は何もしてないぞ!

何も分からない俺はとりあえず・・・ん?
テーブルがこれまでに無いほどきれいに?
何か載ってる。
え~と、これは・・・
「朝飯」・・・うん。「朝飯」・・・
なにぃ!?

「あ、これは?」
「べ、別に・・・」
「うん、で、何?」
「別に、別に・・・えい!」

―バコッ
いってぇ!
ええ?
は?
な、何?
What?

・・・緊急脳内停止装置作動?・・・

「痛てて・・・」
「ねぇ、食べて?」
「んあぁ、いいけど」

訳分からん・・・!

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突然の"初音ミク"2

うう、ツンミク可愛い・・・

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投稿日:2011/08/13 17:53:57

文字数:636文字

カテゴリ:小説

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