【A】
深夜0時の都会 ネオンの光が眩しい
ああ 錆びれたシャッターを背に
僕はギター掻き鳴らす
【B】
視界 埋め尽くす 雑踏に融け
わざと 僕の足踏んで
やつは ニャオと 吐き捨てた
【サビ】
見つかりはしない
自分の行く宛さえ
街の隅で探している
あの時の野良と同じ
だからこそ僕は
今日も心を唄う
アルストロメリアの花よ
未来への憧れ抱き
力強く 前を見据えて
【A】
午前4時の踏切 始発の電車が横切る
ああ 渇いた警笛が鳴る
僕は耳もと塞いだ
【B】
路上の真ん中 羽を休める
小さな虫に車は
ぐしゃり 去って 知らんふり
【サビ】
届かないのかな
この果ての雲でさえ
飛ぶすべまでも失った
あの時の蝶と同じ
だからこそ僕は
昨日を振り切るんだ
身体に巡る鮮血を
声におびた微熱へと 委ねて
【サビ】
時は止まらない
進む ただ それだけだ
鏡に映り込む僕は
アルバムの彼ではない
だからこそ君に
明日を問い続けるよ
昔描いていた夢へと
確かな足跡刻む
【サビ】
愛してみたいよ
自分が奏でた音
偽物みたいな景色も
あの日の君の笑顔も
だからこそ僕は
今日も心を唄う
アルストロメリアの花よ
未来への憧れ抱き
力強く 前を見据えて
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