「螺旋の糸」

[1a]明日我が身は 桜の邑(くに)へ
君の泪(なみだ)背に 妃迎える
あの月の夜 見初めし時に
橋に影二つ 焔(ほむら)が宿る

[1b]いつもいつも 強気に生きる
カタリカタリ その絹色の手を
嗚呼、なんと愛しき風情

[1s]螺旋の糸 云われ無き罪
裁かれる前に 結び合おう
惹き合う糸 伝う涙
云わないから さらばだけは
笑いあえるから 来世きっと 阻まれずに…
云わないから……ー

[2a]見つめ合う眼は 同じ顔立ち
君は戸惑い 私は俯く
胸の傷が また疼きだす
君と共に 産まれるなんて

[2b]いつもいつも 一緒だけど
護り隠し 私を庇う為に
嗚呼、なんて皮肉で痛い

[2s]螺旋の意図 強き願い
交じった血は もう戻らず
螺旋の意図 繋がる時は無く
云えないから この想いは
笑いあいながら 演じながら 一緒に居る…
云えないから……ー

[c]本当は (どうすれば)
知っていたの (とらわれないで)
雅の人 (同じ身分に)
あの夜袖は濡れていた (清貧に暮らせたら)
この衣は 哀色にしか染まらない

[3s]螺旋の糸 廻る想い
己が罪は 戻せはしない
螺旋の意図 廻るしかなくて
云わないから その糸車
黙したまま 二重螺旋 紡ぎ続ける
云えないから……ー

[3b]いつかいつか 君と出逢い
カタリカタリ 織り交ざる罪
嗚呼、なんて熱くて痛い

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【鏡音リン・レン】螺旋の糸【オリジナル】

ディオプロ移動に伴うお引越し。
公式歌詞(なにそれ)になります。

閲覧数:175

投稿日:2010/04/01 21:35:02

文字数:594文字

カテゴリ:歌詞

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