空っぽの頭を 言葉で満たして
破裂するのを君は待った
先に割れたのは 心だった
どうしてこんなに脆く作ったの?

誰が作ったの?

心だった何かをまだぶら下げて
人生だった何かを毎日生きる
それでも 空っぽでいっぱいの頭は
よく回るから 君は今日も泣くんだ

壊れた声の残響 君はまだ探してる
一秒でも長く 孤独を忘れる方法を

おはよう神様 今日に歓びを
おやすみお月様
いつでも美しく涙を流す
君の孤独に触れたかった

不感症の世界を笑い飛ばせずに
傷を隠した君が生きる
皆と生きるため自分を穢して
声を無くしたままで笑った

当たり前の痛みと 当たり前の苦悩の
先にあるはずだった 当たり前の幸せ
全部眩しすぎて 全部が嫌いだった
どこにいるときも ここにいなかった

君は夢を見る 沈んでいく海
悲しみの雨に 寂寥の風が
命だったものの 熱を奪っていく
君の形を奪っていく

おはよう神様 祈りは空に届かずに
呼吸と鼓動だけを 続ける ただ
くすんで しぼんだ 期待だけをどこかに隠し

ごめんね神様 失敗作の僕らだけど
それでも明日をくれるんだね
残酷だけど たまには笑えたんだ

おやすみお月様 僕らをおいて沈むんだね
そうして明日をくれるんだね
それなら僕ら 生きなくちゃ

何度も傷ついては 居場所を探す
君の孤独に 朝が来るよ

それが見えたなら

君に、おはよう。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ルサンチマンと新しい朝 歌詞

閲覧数:424

投稿日:2018/07/13 18:58:24

文字数:592文字

カテゴリ:歌詞

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