蝉時雨と澄んだ晴天
君のおかげで煌めいてた
そんな春も
散ってしまった

散った花びらを奪い去るように
夏風は吹き抜ける
僕の気も知らないで！

君と過ごした何気なかった日々が
今となっちゃ大切なメモリー
僕は未だに
青春の軌跡をなぞっている

嗚呼

僕なんかには
青春なんて
無縁だと
思っていた
けど…

君と過ごした春は
あの澄んだ晴天よりも
青い春でした

僕には眩しすぎたんだ
燦々照る日の影で
感傷に浸っている

駆ける青春少年らのように
夏風は吹き抜ける
僕を置き去りにして！

君と過ごした煌めいていた日々は
かけがえのない大切な宝物
僕は今でも
青春の奇跡をなぞっている

時の流れは
青春なんて
あっという間
わっかっていたんだよ

君と過ごした春は
夏の大三角よりも
煌めいてたんだよ
煌めく星の光に
あの日々を想起してる

でもあの日には戻れないんだ

そうやって夏に慕っている僕に
ある日君の声が教えてくれた

そっか
寂しさばかりを愛して
見失ってたけど
僕ら散り散りになろうとも
紡いだ絆はずっと
ここにあったんだ

君と

君と過ごした春に
あの日に戻れないとしても
君と笑えればいいや
これからも思い出増やそうよ
流れる星の光に
そんなこと願ってる

君と逢えてよかった