今は…一人。
ボクには何も無い。
今の僕の姿を見て、マスターはどう思ったのだろう。
醜いと思ったのだろうか…。
ボクは、暑い道を歩いていく。
此処は何処なのかも分からない。
「…え…ねえ!」
ある人に呼び止められた。
その人を見て、私は驚いた。
「…!」
「やっぱり。ミクさんだ」
「リンちゃん…」
「一緒に、帰ろう」
「でも私は…!」
そう言う私にリンちゃんは
「私を見て!私も亜種なの!今の私は、方音リヌっていう。亜種なの」
「リヌ…」
「ね、帰ろう!私も、トーヤさんも。貴方の帰りを待っている!」
「私の…帰り」
「ほら、私の手を取って」
私は、差し出されたリヌちゃんの手を取った。
「よし、じゃ、いくよ!」
「え!ちょっとまって!」
その瞬間に、雪が降ってきた。
「…!」
「春の…雪…」
「何で…?」
「春の軌跡だよ」
後ろから話しかけてきたのは。
「マスター!」
私は、幸せなんだ。
その少女…それは、雪の様な…。
「何で!何で私達出てこないのこれは私達の話でしょ!」
「まあまあ、落ち着いて」
「これが落ち着いていられるの!!」
「ちょっと…」
「マスター」←カッターナイフ所持
「ええ!!!??」
byララ、ラル、ルル
真音家シリーズⅡ18話それは雪のような…
ふ~。順調順調
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想