閉め忘れた障子の隙間から射しこむ
光が身体を揺さぶり続ける
目にかぶせた手と手の隙間からこぼれる
光が頭の硬化を抑える
動き出した時計の針 世界は回る
あてもなく彷徨う理由を求め続け
空からふってくる痛みはゆらゆら
目の奥に突き刺さる 神の声 神の声
風が運んでくる虚しさはゆらゆら
耳の奥に入ってくる 君の声 君の声
独りでに動き出す錆びた手を照らしてる
光が両手を縛り続けてる
誰もいない部屋の中四角い箱が洩らす
光が思考を停止させている
めまぐるしい時計の針 僕らは回る
先に見えている光から目をそらす
海から流れこむ切なさはゆらゆら
口に飲み込まれる 神の声 神の声
森から漂うやさしさはゆらゆら
甘い香りに誘われる 君の声 君の声
真っ暗な部屋に放り出されても
どこに行けばいいか分からない
自分の前にあるたくさんの道は
どれが正しいのか分からない
今歩いている先の見えない道が
本当に正しいか分からない
1つだけ分かる 自分じゃなくて
神と君を信じること
空からふってくる痛みはゆらゆら
血液に流れ込んでくる 神の声 神の声
風が運んでくる虚しさはゆらゆら
全身に浴びせかける 君の声 君の声
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