真実という名のホラを吹こう
そして君は笑顔で眠る

近日というのは嘘だと信じた
お揃いのパーカーだって
買ったばっかなんだって

辛辣な内容はシリアスな台詞
それくらい僕にだって
演(や)って言って見せるって

「もうやめようか」って切り出した
雨は滴り→強くなって
「もう重いんだ」って嘯いた
ほら、もう！　ホラ、もう！　ああ！

嘘を本当にする方法なんて
誰が何処に記したっていうんだ
僕は知らない　だから鳴かない
きっと蝉の鳴き声さ

時期を尚早にする行動なんて
僕が何処で犯したっていうんだ
君に言えない　だけど吐かない
僕を小さなホラ吹きにしてくれ

後悔というのは可笑しい気がした
大粒の雨なんて
降ってすらいないんだって

韜晦な愛情はどこぞのドラマ
これくらい僕にとって
演ってすらいないんだって

「もうやめてくれ」って請いだした
愛は支えて→壊し合って
「もう辛いんだ」って嘯いた
ホラ、もう！　法螺、もう！　ああ！

嘘を本当にする方法なんて
君は何処で見つけたっていうんだ
僕は見えない　だから言えない
きっと君の戯れ言さ

時期を尚早にする行動なんて
誰がなんで気付いたっていうんだ
君が泣かない　だけど知らない
僕を小さなホラ吹きにしてくれ

嘘を本当にする方法ならば
僕が此処にしまいこんでいたんだ
鏡に映る僕に
「今は認めさせないでくれ！」と

嘘を本当にする方法なんて
誰が何処に記したっていうんだ
僕は知らない　だから泣かない
きっと蝉の鳴き声さ

時期を尚早にする行動なんて
僕が何処で犯したっていうんだ
君は儚い　僕も吐かない
だから小さなホラ吹きにしてくれ

真実という名のホラを吹こう
そして僕は一人で生きる