[イントロ]
いくつ夜を越えた
迷いが理由になり
立ち止まりそうになった朝
空白に何を描こう

[1A]
右手には夢の欠片
左手に不安を握りしめて
果てない僕らの物語の
続きを記していく

[1B]
進むほどに遠くなってくようで
ときに怯み ときに傷を作りながら
いつの日か届くと信じてまた
頬を拭った

[1S]
一雫で流せるような
想いじゃないこと知っているから
譲れないひとつ抱いて
未来のページめくる

[2A]
持ちきれず両の手で握る
増えていく不安が夢を隠す
忘れたふりしても消えなくて
栞を挿したまま

[2B]
足りないもの
ばかり探す日々に
届いた君の声
空白に響いた

[2S]
不器用なまま進み続けて
何度も何度も消して描いた
今息を止めたのなら
ここには何が残る

[LS]
あるがままに生きてくことは
難しいけれども 共に描こう
僕たちの物語が
交わり意味を灯す
間違いも不安も迷いも

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以下、ひらがな表記です。
※ は→わ、を→お、づ→ず、を発音に合わせて変換してます

[イントロ]
いくつよるおこえた
まよいが りゆうになり
たちどまり そうになったあさ
くうはくになにお えがこう

[1A]
みぎてにわ ゆめのかけら
ひだりてに ふあんおにぎりしめて
はてない ぼくらのものがたりの
つずきお しるしていく

[1B]
すすむほどに とおくなってくようで
ときにひるみ ときにきずおつくりながら
いつのひか とどくとしんじてまた
ほほおぬぐった

[1S]
ひとしずくで ながせるような
おもいじゃないこと しっているから
ゆずれない ひとつだいて
みらいの ぺーじめくる

[2A]
もちきれず りょうのてでにぎる
ふえていく ふあんがゆめおかくす
わすれた ふりしてもきえなくて
しおりお さしたまま

[2B]
たりないもの
ばかりさがすひびに
とどいたきみのこえ
くうはくにひびいた

[2S]
ふぎようなまま すすみつずけて
なんどもなんども けしてえがいた
いまいきお とめたのなら
ここにわ なにがのこる

[LS]
あるがままに いきてくことわ
むずしいけれども ともにえがこう
ぼくたちの ものがたりが
まじわり いみおともす
まちがいも ふあんも まよいも

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

空白に栞

えんきゅー/eNQueue様の楽曲への応募用歌詞です。
https://piapro.jp/t/JgTQ
切なさの中に強さを感じるような素敵なバラードです。

〈以下、歌詞について〉
夢を追う中での葛藤と、それでも支えてくれる存在を感じながら進んでいこうとする人をイメージした歌詞です。

例えば何かを作るとき、関わっている作り手の人達や受け取る側の人達それぞれに物語があり、どちらから見た関係性もこうなのかもしれないなと想像して書きました。

閲覧数:184

投稿日:2024/04/23 23:11:46

文字数:1,010文字

カテゴリ:歌詞

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