Noleven

[A]
見上げてた雲は夢色
高すぎる空は
君を待つ 可能性の証
[A']
風を待つだけの毎日を
抜け出して飛び立とう
向かい風さえ超えてくメロディー
[B]
夢へと続く流線を...

[C1]
帳落ちて宵闇に
浮かぶ月のその下で
仮初の姿抱きしめて
今宵心放て
[A1]
夜のまにまに 僕を隠して
記号重ねて着飾る
まやかしのような赤で本当の
微かな傷口を消して...

[1A]
足早に過ぎて消える
退屈な日々の中
不意に瞬いたトキメキ
下を見てたら見逃しちゃうよ
一駅分未満の間に
踊らせてあげる 心ごと
メロディーに乗り弾みだす
鼓動が勇気に変わる
[1B]...

[1A]
明けてくのを待つだけの 濡れた季節
咲いてたあの花の言葉 覚えてるよ
いつもより モノクロに染まる街並みは
虹を待つために 色を無くしているみたい
[1B]
止まない雨の景色も
あなたと傘を分け合えば 光ってた
夏の気配と不安を
はらむ 雨雲の先の未来...

[イントロ]
いくつ夜を越えた
迷いが理由になり
立ち止まりそうになった朝
空白に何を描こう
[1A]
右手には夢の欠片
左手に不安を握りしめて
果てない僕らの物語の
続きを記していく...

[イントロ]
日出るこの海原に
福を招く唄奏で
[1A]
宝船に相乗りで
進めや さあ進め
そっぽむいてた明日へと
神様も引き連れてく
[1A']
八百万 神がいるなら...

[1A]
他人(ひと)の付けた重さだけ
指針にしてた 壊れた秤
僕だけの宝物
載せて傾け 進めたなら
[1B]
流れ流され
冷えてくこの手の中
何が残る
[1S]...

[1A]
吐いた嘘で
かさつく唇を
ため息で濡らして
誤魔化してる日々は徒然
泣いた顔は
まだ見せてないけど
震える手と瞼
アイコンだけ笑っている夜
[1B]...

[A]
降る粉雪には 真新しい願い乗せ
溶けてしまうなら なかったことにしよう
[A']
いつもより淡く 優しい街の灯りに
心を重ねて 手を伸ばしてみた
[B]
まだ手つかずの銀世界 音のない夜
踏み出したら 白に浮かぶ想いの色
[S]...

[イントロ]
夢なんて呼べるほど
大それてないけれど
少しだけきらめいた
未来期待していきましょう
[1A]
窓に映る 少し冴えない顔
見慣れてしまいそうになる日々を
心弾むメロディーに乗せ
[1B]...

[0S]
さあ行くよ羽広げ 羽広げて先へ先へ
こんなに広い空 可能性は無限大
[1A]
ハローハロー 水面と空の隙間 手を伸ばして
心の奥底に未来 問いかけた
まだまだ叶えてみたい 夢が浮かんで
希望乗せた靴音 鳴らす波間
[1B]
風待つだけの日々に...

[1A]
就寝前 打ち立てた
理想的な計画は泡沫
天辺過ぎ 傾いた
お日様にほら苦笑い
特技は皮算用
取らぬ狸は無限に増えて
無問題 ほら安泰
願いましてはゼロでした
[1B]...

[0S]
いつのまにか遠くなった
二人で見た空の色は
もう今は届かないのに
振り返れば綺麗なままで
[1A]
違う歩幅と 違う目線
お互い合わせ 歩いてたんだ
優しく輝く どんな季節でも
[1B]...

かじかむ手が求めたのは
プレゼントではなくて
優しい時間
吐く息は白むけれど
都合よく雪なんて
降らない街
ホワイトでもサイレントでも
ないけれど特別になるよ
いつもより忙しない日に
あかりが灯る...

[1A]
夜になればリブート
色めく摩天楼
狂い咲く無秩序に
花よりも鮮やかに
[1A']
見下ろすと無機質な
ネオンの迷路でも
飛び込めば有機的な
欲望のテクスチャー...

[A1]
まとわりつくノイズから逃げたくて
闇の中で目を塞いだ ほら怖くない
嘘だごめん 震えるから耳も塞いで
喉元には声にならない叫び
[B1]
半端に残る
生真面目さが今を軋ませる
叫び方なら
生まれたとき覚えていたはずなのに ねぇ...