誰も　陰【カゲ】　　　の私を　・・・しらない　　の



いつも　明るく　笑う　　私としか　付き合わな　い

まるで　陰と　陽の　　世界　ね



だけど　もうひとつ　私には　　かヲ　という面【カゲン】が　　ある
誰にでも　　視せる　ものじゃないの　　よ




綺麗な　カクテル　　を　　注いだ　　グラス　も

粉々に　割れた　りしたら　　集まっては　・・・来ない





そ・・・

う、　綺麗な　物にし　か　　来たがらないのよ　？

周りの人達という　　カクテル　　　　　は。




光ばかりを　　放つ
天【そら】　と　　　海を　つない　で



どんな　に　　小さく　　細く　なる気持ち　が　　あっても

映らない様に　隠してるんだから



新月という　暗闇の日ぐらい　は

月【わた　し】　　を　止めても　　いいじゃな　・・・い







クレーターという　火傷　を　　覚えて
醜い　姿は　　　葬っ　　た




ここ　まで　　　来ないから　解らないでしょ　う　？
月という　　裏側　　　を



寄せつけたくなくて　　空気を　消 し　　た
一部だったころ　地球に　　・・・棄てられ　た


運命【さだめ】　よ　　　　　　あ　あ。





ずっと　　呑んでいたいでしょ　う？
彩られた　　カクテルだけ




ベールに　包まれてるから　　　。。　。　ただ
会って　みたかった　　だけなの　　　よ





そうして　周りのカクテル達　は
飽きられて　　ゆくの


ね。

片手に　グラスを　持った　　　呑み　びと　　に





夜という名　の　　若さ　しか
観えは　　　しないの　　・・・よ







光ばかりを　　放つ
天【そら】　と　　　道を　つない　で




どんな　に　　半々な　　想い　　　でも
カラ　元気に　　思案【みせ】　てるの　　に




新月という　　　　うつらない日ぐらい　は

月【わた　し】　　を　止めても　　いいじゃな　・・・い　？





飛び散った　カクテル入りの　グラスなん　て
誰が　　片づけ　る？


と、　　　言う　　・・・の








月だってね






月だってね
・・・ぇ。





目立たなく　　　そ　っと　存在　を
置きたが　る　　　白くて　透明な　身を



委ねたくな　る　　逆の位置の　　ひ　　　があるものなの　　　よ