いつもの癖毛が猫みたいに可愛らしい
君の前では嘘なんてつけないみたい
一喜一憂している気持ちは浮ついて
風船のように空に飛んでいきそうで
ありきたりの言葉を当てはめたとしても
満足するかどうか考えてしまうんだ
揺れている心の中を話せずにいて
期待と不安のフレーズが頭を回る
あまり気が利かないいつもの通り道を
かかとを鳴らしながら通り過ぎて
また会えるのを未だにあの時聞いた
優しい声に眩みながら楽しみにしているよ
何度だって何回だって伝えたいんだ
何処にも行かないこの愛しさを
何ページもついやした感傷が今
僕の心を震わせている
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