僕が好きなのは君自身で
君が好きなのは僕自身で
なんて感動のラブストーリー
ホントにあったらどれほど良いだろう


「こんにちは、ご機嫌いかが?」
鏡に写り込み笑う君
なんだか胸騒ぎがして 悪戯にそれを壊したんだ

使い古しの「I love you」にも飽きたし
さあ、何をどうしようか?
前に踏み出すのも面倒だし
とりあえず、そうだ、ぶちまけようか

ああ、いつの間にやら 地図を落としたみたいだ
そう、どうやらここらが行き止まり
ねぇ、今からちょっと遊んでみようか

レゾンデートルをちょうだいよ
もう道に迷ってオロオロするのにも飽きました
退屈は嫌いだから また君を求める また君に求める
そんなもの、ありもしないのに

「ごきげんよう、それではさようなら」
鏡の破片さえ笑い出す
ちょっと待って、出口はどちら?
君はなんにも答えちゃくれないな

道端の進めの標識を いっそひっくり返してUターン?
いや、後ろ振り向くのもけだるいし
とりあえず帰って寝ちゃおうかな

ああ、いつの間にやら 出口を通り過ぎたみたいだ
そう、どうやらここは一方通行
後戻りは今更できないんだ

レゾンデートルをちょうだいよ
甘い飴ばかり舐めて過ごすのにも飽きました
一人ぼっちが嫌だから また君を求める まだ君を求める
いつまでも、見つからないのに


レゾンデートルをちょうだいよ
独りはもう嫌だから

レゾンデートルをちょうだいよ
出口の見えない迷路ゲームにももう飽きました
子供みたいな僕だから まだ君を求める いつまでも君を求める
そんなもの、見つかりゃしないのに

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

raison d'tre

在りもしないのに。

閲覧数:85

投稿日:2014/05/05 17:18:27

文字数:679文字

カテゴリ:歌詞

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