立てた両膝うずめる顔と
垂れた黒髪 開(あ)いた瞳(め)が
にらむは虚空に在りしモノ

厭怒の炎が 心に届く
照らす光は 黒の紅
その色が私を侵すの
嗚呼、嗚呼、
抱えた膝にしがみつく


乱れた黒髪ゆがんだ眉と
開いた唇 止る喉
叫びは放たれることを許されず
ひとつふたつと滴り落ちる

それは慢心の甘く香る水
心満たせし 潤いは
いつか流した涙の分、と
嗚呼、嗚呼、
それが甘き毒と知っても
嗚呼、嗚呼
渇きには抗えず、

そう、そして今

愛憎の夢が醒めし時を
見てはいけない真が迎え
そして笑顔で言うのでしょう

「かくも可笑しきことなれぞ」と

嗚呼、嗚呼、この震えを
嗚呼、嗚呼、凍えるの
嗚呼、嗚呼、立てた爪が
嗚呼、嗚呼、熱いの
嗚呼、嗚呼、誰か、
嗚呼、嗚呼、どうか、
嗚呼、嗚呼、誰か どうか ねぇ誰か
嗚呼、嗚呼、…ああああああああああああ!

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  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

三文喜劇役者の顛末

ちょっと悲しいことがあったので。

閲覧数:224

投稿日:2009/07/08 21:29:18

文字数:383文字

カテゴリ:歌詞

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