信じていた心さえも失って
口から零れた《サヨナラ》


きっと 近づき過ぎたんだ
こんな終わりが来るの知ってたはずなのに
馬鹿みたいに上辺だけの言葉
信じたのは僕だった

《嘘だよ》なんて今更言われても
そんなの 信じられるわけないよ

辛いよ 苦しいはずなのに
どうして 涙が出てこないのかな？
心はずっと『痛イヨ』って
泣き叫び続けているのに

瞳から溢れない代わりに
僕の心が泣いた


最初から知らなければよかった
そしたらこんな気持ちにならなかったのに
馬鹿な僕はすぐ騙されちゃって
何度同じ痛みを味わうのかな

《ごめんね》なんて軽く言われても
もう信じることができないよ

痛いよ もうわかんないよ
何を信じて生きればいいの？
誰か教えてよ 無知な僕に
【言葉】を信じることを

心が流した涙の
意味もわからないよ…


痛いよ もう嫌なんだよ
また傷つくのは怖いんだ
君のどんな言葉も届かないよ
僕の中に君はいないから

やめてよ 苦しいだけだ
君の声も何もかも
聴きたくない 見たくないよ
もう終わりにしようよ

ねぇ はやく 君の中の
僕を殺してよ