軋む音が響く
お別れの合図が鳴る
「今日も、どうか、
無事に終わりますように」
愛しい人の願う声

細い腕に触れてみては
「死にたくないよ」と
透明な雫を流して
「大丈夫、大丈夫」
悲しそうな貴方を見てる

毎日飽きもせず
繰り返した日々は
全てが組み込まれた幻
鉄の体にシリコン纏って
誰かの影をまたなぞる
溢れた感情も伸ばした腕も
僕のようで僕じゃない
まがい物でしかないけど
貴方が大切によく撫でた
色褪せたノートでなら
壊れかけの夢の理由が
分かるのだろうか

軋む音が響く
お別れの合図が鳴る
「今回のこの僕も、
失敗だったんだな」
愛しい人へサヨナラを

白い頬に触れてみては
「どうして続けるの」
透明な雫がまた流れ
「ごめん、ごめんね」
苦しそうな貴方を見てる

手のひらを重ねて
寂しさを塗りつぶし
涙を押し殺す夜に
「愛する人に、ただ
もう一度だけ…」
呟いた貴方を抱きしめる
これは誰の感情…?

毎日飽きもせず
繰り返した日々は
全てが組み込まれた幻
鉄の体にシリコン纏って
誰かの影をまたなぞる
溢れた感情も伸ばした腕も
僕のようで僕じゃない
まがい物でしかないけど
貴方が大切によく撫でた
色褪せたノートでなら
壊れかけの夢の理由が
分かるのだろうか

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

ROBOT

閲覧数:91

投稿日:2022/11/06 20:27:06

文字数:539文字

カテゴリ:歌詞

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