A
夏の終わりを駆けて行く
お気に入りのサンダルは壊れかけ
それでも取る君の手と共に
B
最果ての彼方
飛び立つ鳥達の号哭が
僕には眩しくて
似合わないかな
進み出す勇気
残ってるから
S
今、今、まだ、まだ
進めるだろ?
目指すは限界のその先を
これから、これから
始まるんだろ?
誰にも縛られない僕と君の
プロローグ
A
青空の匂い霞んでいく
氷菓子も海のように溶けて
それでも笑う君と一緒に
B
最果ての彼方
地平線を泳ぐ魚達
僕には眩しくて
まだ届かないかな
S
今、今、まだ、まだ
伸ばせるだろ?
止まってたらつまらないよ
これから、これから
歩くんだろ?
誰にも口出しさせない僕と君の
プロローグ
C
太陽が消えても
夜がやって来る
いつでもいつでも
走り出せるさ
誰かが書き留めた
1ページを破り捨て
僕と君だけの
新しい一冊
S
今、今、まだ、まだ
今、今、今だから
飛び立とうか?
最果ての鳥も魚達も
これから、これから
始まるんだろ?
誰かじゃない僕と君だけの
プロローグ
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