夏休みの終わり
吹き抜ける緑風
いたずらに髪の毛
遊ばせ駆ける
君とだけ教室
閑散とした机
なぜここにいるのか
分からないけど
赤ペン持つ君は
紙に印をつける
私は夢うつつ
昼の黄昏
聞こえたため息は
脳でこだまし沈む
なぜ不機嫌なのか
分からないから
この前言われた
「好き」とだけ言われた
だけど今君は
活字だけを見ている
◯(ホント)か×(ウソ)か
分からなくって
引く境界は
△(アイマイ)なもの
整理するほど
ごちゃごちゃなって
全てのものを
×(ウソ)に見立てた
夕焼けの始まり
吹き抜けた緑風
ガラスに射し込んだ
赤スペクトル
私だけ教室
気付いたらもういない
握ってた封筒
ぐしゃぐしゃにした
さっきも言われた
「嫌い」だけ言われた
だから今君は
活字だけを見ている
現実(ホント)か夢(ウソ)か
分からなくって
引く境界は
破線ばかりで
理解するほど
理解出来ずに
募りいくのは
疲労感だけ
◯(ホント)も×(ウソ)も
分からないから
ごちゃ混ぜにして
△(アイマイ)にしたい
君の言葉を
繰り返すたび
ごちゃ混ぜにして
△(アイマイ)にしたい
また君と出会った
無言だけ言われた
だけど今君は
私だけ見ている
◯(ホント)か×(ウソ)か
分からなくって
引く境界は
△(アイマイ)なもの
正解なんて
あり得なくって
不正解など
実在しない
君の気持ちが
◯(ホント)か×(ウソ)か
それが分かれば
それで100点
だけれど君は
何も言わずに
私の紙に
丸だけ書いた
君の気持ちは
分からないけど
心通じた
それだけでいい
私は直ぐに
君の赤丸
それを囲んで
花まる書いた
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