「リンちゃん」
「やめて…やめて」
「リンちゃん」
ミクの手がゆっくりと、リンの喉元へ運ばれる。
「やめてっ!」
「吃驚した…起きたのか?」
あれから何日経っただろうか。
ミクはあれから行方知れずになり、リンとレンはまだ廃墟の中に居た。
ー…この部屋から出れる筈がない。
リンはそう思っていた。「リン…大丈夫か?」
真夜中三時。
埃っぽい床に手をつき、ゆっくりと起き上がる。「おい。顔色悪いぞ?」
レンの白い手が、リンの額にあてられる。
「うん…大丈夫…」
極度に陥った人間を蝕むもの。
「恐怖」と「不安」
今のリンは、「復讐」というものが全ての原動力となっている。
しかし、ミクが行方知れずの今、彼女を満たす「復讐」の矛先となる人物が居ない為、リンは「不安」と「恐怖」でいっぱいなのだ。
「レン…」
拙い声で、恐怖を叫ぶリン。
レンはしっかりリンを抱き締める。
「大丈夫。初音は必ず戻ってくる」
筈はない
レンはそっと心で付け足した。
ミクは戻ってはこない。何故なら
彼女はもう全てを
知っているから。
case8 終わり
コメント2
関連動画0
オススメ作品
A1
幼馴染みの彼女が最近綺麗になってきたから
恋してるのと聞いたら
恥ずかしそうに笑いながら
うんと答えた
その時
胸がズキンと痛んだ
心では聞きたくないと思いながらも
どんな人なのと聞いていた
その人は僕とは真反対のタイプだった...幼なじみ
けんはる
ハローディストピア
----------------------------
BPM=200→152→200
作詞作編曲:まふまふ
----------------------------
ぱっぱらぱーで唱えましょう どんな願いも叶えましょう
よい子はきっと皆勤賞 冤罪人の解体ショー
雲外蒼天ユート...ハローディストピア
まふまふ
Hello there!! ^-^
I am new to piapro and I would gladly appreciate if you hit the subscribe button on my YouTube channel!
Thank you for supporting me...Introduction
ファントムP
何億もの代わりがいる
いくらでも替えとなってくれる
バイト同様 学んだでしょ
また募集かけりゃいいでしょう
物好きが弄んでも
私の意識はここにだけ
知らん方が良かった事も
目が離せないの何故でしょう
欲しい、欲しい、年相応を
欲しい、欲しい、及第点を...廻間逃避行 歌詞
MidLuster
誰かを祝うそんな気になれず
でもそれじゃダメだと自分に言い聞かせる
寒いだけなら この季節はきっと好きじゃない
「好きな人の手を繋げるから好きなんだ」
如何してあの時言ったのか分かってなかったけど
「「クリスマスだから」って? 分かってない! 君となら毎日がそうだろ」
そんな少女漫画のような妄想も...PEARL
Messenger-メッセンジャー-
日没とともにざわめき出す
軋む棺の中から目を覚ます
なにも分かりはしないこの世界の
どこに居たいでもないこの時代に1日だけ訪れる
今日の街はたちまちスクランブル!
なぁもっと聞かせてくれよ
何回だってその悲鳴を
言い訳御託なんてもう結構
甘いお菓子をくれって言ってんの!
気の済むまではしゃぎ倒せ...でもんず・ぱんく!_歌詞
Sig_Rick
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想
香音さん。
ご意見・ご感想
翠葉》
ありがとぉぉぉ!!!!!!
いや―…何か色々バタバタしててww
頑張るよぉぉぉ(`・ω・´)
2009/07/11 13:26:40
翠葉
ご意見・ご感想
おおおおお!
待ってたよ!久々すぐるおwww
香音の文は読んでて先が楽しみになる!
気長に待ってるからぁああ><
2009/07/11 12:42:02