ナキゴト




「言えることはこれだけか」
泡のような言葉は弾けた 伝えたいことが止まらない
どうやら僕のちっぽけなハートは壊れた ようだ

「間違えてないのは本当かい」
いや間違えてばかりの人生さ
必至に生きて踏んばって投げ捨てたその果てが
こんな景色なんざ 知らなかった

「泣きたくなったら泣けばいい」
いやいや泣いてるのは君じゃないか
君には僕がどんな顔で どんな言葉を放っているかわかるのかい?


ツラく悲しいことはないさ
そうさこれは僕が描いた理想郷
言うなら幸せな事しかないシャングリ・ラ

でも
「おかしいな嗚咽が止まらないんだ」


悲しみを抱えて僕は眠る
悲しみを抱えて僕は眠る

慈しみを空へ還すから
君には 笑顔でいてほしいから




「とうとうここまで来たのか」
まだスタート地点にも立ってないさ
走り出そうとしてるのに
心臓が痛くなって歩めない さぁ

「後悔なんて後の祭りさ」
そうさやり直しなんて効かないさ
謝りたいこといっぱい在りすぎて
僕の頭はショート寸前 なのさ

「それならどうすりゃいいんだい」
そんなの僕が聞きたいさ
正解なんてあったなら カンニングさせてもらえないかい?

「生きることとはなんなのか」
それは不完全であることさ
完成させてはいけなくて 決して完成なんて出来やしないのさ


未来のことばかり話してたら
過去に呑まれていく気がしてさ
今を考えてはいけないのなら

「僕はどこに行けばいい」



悲しみを抱えて僕は眠る
悲しみを抱えて僕は眠る
君と一緒に眠る夢を見て

涙を抱えて 僕は眠る











を流して止めてたのなら


はまだ僕の隣にいたのかな


は今になって泣きたくなったよ

もう
遅いことは知ってるんだよ


知ってるんだよ









悲しみを


抱えて

僕は
眠る





悲しみを抱えて僕は眠る
悲しみを抱えて僕は眠る

喜びもあったと思い出して
涙を流して 少し笑ってた

悲しみを抱えて僕は眠る
悲しみを抱えて僕は眠る





悲しみを抱えて 僕は眠る

抱えていた悲しみを 涙にして

少し笑って 僕は 眠る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

ナキゴト

泣くことが情けないのなら
伏せる悲しみは窓の外
屈折したこの心は
誰のものになるのだろう

閲覧数:31

投稿日:2017/03/22 18:56:17

文字数:920文字

カテゴリ:歌詞

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