怨めしい過去が幻の悪夢
越えてはならない一線を確かめよう
猿芝居に耽る訳なら今の自分にはある
どうせなら誰も見たことはないものに仕上げ

冗談にならないことを忘れ去る
愚者の道化を演じるようにキメてくれ
しどろもどろなままぐちゃぐちゃなままになし崩し
独り善がりの思い込みは空回りするだけ

黒い悪夢や白い別れを越えていく
行き詰まった日でも君はいてくれる
やるべきことをやり尽くすのにはどうしたら良いのだろうか
定めを越えて試されるのはいつも真心さ

適当だったら壁を壊せないの
規則的な生活リズムにがんじがらめさ
バランスを失いながら沼の泥にまみれた汚れた
夢のないプランで潰れた日々を変えてみる

やれるだけやるってどの位だ
生きる屍みたいになりたくはない
いつかここを抜けられる日を夢見てはのた回る
つまらない時間を吹き飛ばしてみせてよ

気が滅入りながら何もなさに飽きて
次は何をなすべきか腹の内を探ってみる
余生ならうんざりする程まだあるから大丈夫
止まりかけの時のすれ違いは終わらないのか

それが悪夢でなければ何が何だ
始まる前から約束は裏切られていた
手に負えない全てが重しの枷になり不自由だ
自分には成す術もなく手をこまぬいているだけ


今更何を躊躇う事があろうか
いつか死ぬから何が起きても大丈夫
どんな夢なら自分で掴めるのかすら分からない
失われた全てがどこに行ったのかずっと探していた

群れに流され失い続けたよ
混沌が蔓延る今の未来を見抜け
誰かのせいにしても追い込まれるね
大人になって腐ったと感じるのはナゼかヒミツさ

散り際は一瞬であっさりし
血塗られた末路という跡を残し
死際にはタダ同然で命をくれてやる
ぞくぞくさせてくれよ 無理を承知でいても

人の為にできる事を探す
信じているだけでは物足りないな
間違う度に何度もやり直してみるの
いたくない所にいたらどうかするもどかしさ

悪夢を見ない魔法をくれ
街に呑まれ大人になるのが当たり前
絵空事も叶えば決して幻ではないんだね
何もかもが違ったらどうしようとか悩むなよ

それが悪夢でなければ何が何だ
始まる前から約束は裏切られていた
手に負えない全てが重しの枷になり不自由だ
自分には成す術もなく手をこまぬいているだけ