明日君は何処にいるのかな？
何を想っているのだろう？
そんなことばかり考えては
隣に居る君が見えない

繋いだ手の温もりはちゃんと
存在を伝えてるのに
空回る言葉に掻き消され
君の声さえ聞こえない

時計の針は回り続けるから
未来ばかり探し続けるんだ
昨日は既に行方知れずのまま
忘却の果て虚無となる

黄昏はループを誘う
"今日"という時間を置き去りに
僕はまた君を見失う
時という概念の狭間で

共有できない時を
追い掛けて追い越したら
握った君の手を放さないでいられるのかな？

明日君は誰と居るのかな？
隣に僕は居るのかな？
そんなことばかり考えても
約束一つ交わせない

この瞬間は真実だって
時の流れが嘘を生む
上滑りする言葉ばかりじゃ
信じられるモノも見つからないんだ

時計の針が回り続けるように
過去と未来　繰り返してたんだ
昨日は明日に　明日は昨日へと
確かな"今"は何処に在る？

黄昏はループを誘う
果たして"今日"はもう何回目？
僕はまた君を見失う
昨日も今日も明日も同じで

黄昏に時を見失う
確かなモノほど遠くなって
僕はもう君を探せない
君も僕も全て霞んでく

狂った時計の針を
壊すことが出来たなら
本当の未来に僕は辿り着けるんだろう――