部屋の中に棲んでいる 僕のそっくりさん
但し足は天井に 逆さまドッペルゲンガー

同じ高さの目線に問う
なぜ君は逆さまなんだ？
君から見た世界は どんなものだろうか？

「僕こそ問いたい
　なぜ君は 地に足をつける？
　見えるものは 変わらないさ
　視界に映る顔は逆さまだ」


家の中を出られない 何するわけでない
ただ其処に居る存在 不可思議ドッペルゲンガー

逸らすこと無き視線に乞う
交代をしてくれないか？
外に出なくてもいい 君が羨ましい

「無理な相談さ
　なぜ僕が 此処にいると思う？
　僕は君で 君は僕だ
　一人で交代など不可能だ」

「それで満足か？
　何のため 地に足をつけた？
　一歩を道に 現在（いま）を未来（あす）に
　生（せい）を踏みしめ進むためだろう？」


僕は君になれるかな？
君は僕に生（な）れるかな？
真逆で同一の僕らは


「君なら出来るさ
　大丈夫 僕を見つけたなら
　一つになり 共にゆこう
　正位置たる世界に光あれ」

僕らはドッペルゲンガー
逆さまドッペルゲンガー


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A
6 5 9
11 4 8

B
3 4 6
5 7
10 9

S
8
5 2(+1) 5
6 6
10 5

C
3 3 5 ＜3 3 3 3＞
3 3 5 ＜3 3 3 3＞
4 5 4

D
4 8
4 8


A1
へやのなかにすんでいる ぼくのそっくりさん
ただしあしはてんじょうに さかさまどっぺるげんがー
B1
おなじたかさのめせんにとう
なぜきみはさかさまなんだ
きみからみたせかいはどんなものだろうか？
S1
ぼくこそといたい
なぜきみは ちにあしをつける
みえるものは かわらないさ
しかいにうつるかおはさかさまだ

A2
うちのなかをでられない なにするわけでない
ただそこにいるそんざい ふかしぎどっぺるげんがー
B2
そらすことなきしせんにこう
こうたいをしてくれないか
そとにでなくてもいいきみがうらやましい
S2
むりなそうだんさ
なぜぼくが ここにいるとおもう
ぼくはきみで きみはぼくだ
ひとりでこうたいなどふかのうだ
S3
それでまんぞくか
なんのため ちにあしをつけた
いっぽをみちに いまをあすに
せいをふみしめすすむためだろう

C
ぼくはきみになれるかな＜こころこころこころこころ＞
きみはぼくになれるかな＜からだからだからだからだ＞
まぎゃくでどういつのぼくらは

S4
きみならできるさ
だいじょうぶ ぼくをみつけたなら
ひとつになり ともにゆこう
せいいちたるせかいにひかりあれ
D
ぼくらはどっぺるげんがー
さかさまどっぺるげんがー