鏡神楽



百花繚乱 咲きみだれ 
遥かに 去りにし 彼の人よ
いま わたしの心は
静かに散り急ぐ 花のやう

こころざし 一つさえ 
守れぬ 己れに涙した
悲しみは 幾月日
霞となりても 消えもせで

はらりはらり 恋吹雪
君の香り 追ひゆけば
届かざりし 故ほどに
色は匂へど

百花繚乱 咲きみだれ 
遥かに 去りにし 彼の人よ
いま わたしの心は
静かに散り急ぐ 花のあと



想へども 願へども
叶わぬさだめと 知ればこそ
文ひとつ 影ひとつ
眼をつむれば 浮かびゆく

さらりさらり 衣ずれの
幻かは 風の音か
ひとり寂し 枕辺に
あさきゆめみし

月下蒼天 導きて
仄かに 暮れにし 恋一夜
嗚呼 くるおし現つなら
せめても夢でもと 来ぬ人よ


ほろりほろり 時鳥
小夜すがらの 子守唄
やがて朝は 訪れど
君は帰らじ

百花繚乱 咲きみだれ 
遥かに 去りにし 彼の人よ
いま わたしの心は
静かに散り急ぐ 花のやう

月下蒼天 導きて
仄かに 暮れにし 恋一夜
嗚呼 くるおし現つなら
せめても夢でもと 来ぬ人よ




鏡神楽


ひゃっ・か・りょー・ら・ん さきみだれ 
はるかに さりにし かのひとよ
いま わたしのここーろは
しずかにちりいそぐ はなのよお



こころざし ひとつさえ 
まもれぬ おのれになみだした
かなしみわ いくつきひ
かすみとなりても きえもせで

はらりはらり こいふぶき
きみのかおり おいゆけば
とどかざりし ゆえほどに
いろわにおえど

ひゃっ・か・りょー・ら・ん さきみだれ 
はるかに さりにし かのひとよ
いま わたしのここーろは
しずかにちりいそぐ はなのあと


おもえども ねがえども
かなわぬさだめと しればこそ
ふみひとつ かげひとつ
まなこをつむれば うかびゆく

さらりさらり きぬずれの
まぼろしかわ かぜのねか
ひとりさびし まくらべに
あさきゆめみし

げっ・か・そー・て・ん みちびきて
ほのかに くれにし こいひとよ
ああ くるおしうつつなら
せめてもゆめでもと こぬひとよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

鏡神楽 【コラボ作】 ☆

ILUさんの楽曲「【鏡音レンAppend】 鏡神楽」に歌詞を書かせていただきました。

もう二度と逢うことのできない、最愛の人へ向けた恋の歌です。
片仮名言葉や外来語を使わずに書いてみました。

閲覧数:611

投稿日:2011/09/03 23:17:17

文字数:886文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

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  • ILU

    ILU

    使わせてもらいました

    依頼なんて出来る身分ではない自分に快く歌詞を書いて頂きましてありがとうございました。
    ぺこりm(_ _)mm(_ _)m

    2011/09/04 21:10:10

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