渡された招待状赴いたイベントホール
自由席だったっけ?空席がどこにもない
ぎっしり埋まって私の席はどこだろう
程なく見つけたスタッフさんに尋ねた

「ようこそ」って笑顔手を引いて奥へ
そんなところに席はないだってそこは
眩しい光を浴びた瞬間目の前にはマイク
いつの間にか着ていたステージ衣装

拍手が鳴り響いてもどうしたらいいの?
聞き覚えのある旋律が私の気持ちを解す
喉が笑み肺が軽くなってなんだか歌いたい
もういいやって気分任せに歌っちゃった


送られたライブパス滑り込んだ小さいハコ
パスを見せたらワンドリンク払わず水1本
誰が出るかも何をするのかも知らなくて
程なく見つけられたスタッフさんが慌ててた

「遅いよー」って笑いながら引っ張られ奥へ
こんなところに席はないだってここは
煌びやかな輝きに満ちたさっき見たステージ
いつの間にか身につけた軽やかなスタイル

歓声が止まらないでもどうしたらいいの?
身に覚えのあるビートが私の細胞を揺らす
靴に羽が生えて今すぐシャウトして弾けたい
もういいやってノリに任せて踊ってみた


君の席は観客席にはないよ?知ってた?
君の席はあそこだけただひとつだけ
君が来るのを待ちわびてあくびしてる
目の前に見えてるそう真ん中のひとつ

今日も誰かを巻き込んで盛り上がって
いつまでも終わらない楽しいショウを


さぁもう一度アンコールだよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

残りの席はあとひとつ

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投稿日:2021/08/27 21:48:20

文字数:594文字

カテゴリ:歌詞

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