独り、窓を明けた教室から
耳に響くチャイム 楽器の音
いつも君が呼んだ僕の名前
聞こえた気がしたのは、なぜだろう
そっと瞳閉じて
辿った記憶の中で笑う君が 隣にいた
机の中には入りきらない
切なさを空へと放つけど
溢れ出す僕の涙は
ずっと頬を濡らしたままで
小さな胸の中に残るのは
寂しさや切なさではなくて
たくさんの思い出たちが
僕の背中を押してくれる
通い慣れた道を歩く時も
飽きるほどに語り合った時も
信じきれず距離を置いた時も
君とふたり、月日重ねてきた
着くずした制服
ノートの落書き
黒板に描(えが)いた夢のカケラ
出会いと別れを繰り返す度
僕らは大人へ近づいてく
立ち止まる事は出来ない
過ぎていく日々が道になる
大きな夢を抱(いだ)いた明日(あした)が
どんな未来になったとしても
サヨナラは今は言わない
また出会える事を信じて
季節は何度でも途切れる事なく
始まりを迎えて旅立ちへと
吹き抜ける風が桜を乗せて
青空の向こう側へ消えた
僕も行こう 涙を拭いて
新しい一歩をここから
それぞれの道は分かれていても
必ずどこかで交わるだろう
旅立ちに地図はいらない
行(ゆ)く先は風が知っている
00:00 / 05:58
旅立ちの風(オリジナル)
Music:遼佑
Lyrics:LITA
https://piapro.jp/t/05Yo
Instrumental Ver
https://piapro.jp/t/dUPt
youtube:https://youtu.be/JwPnzctvBmU
ニコニコ動画:https://www.nicovideo.jp/watch/sm36588287
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