流れた涙を拭う手は温かい　気がしてた
届かない空　届かない声
名前も知らずに憧れた最果ての　星たちは
そこから何を見てるのだろう

秒針がぴたり止まって　何を告げる？
今は一つ進むことさえできず

誰かを待つ　深縹（こきはなだ）の夜
まばたきをして浮かぶ　星を幾つも数えながら
涙に乗り隙間を縫うように
海へ沈める前に　世界を変えてよ


隠れて見ることはできない向こう側
そんな日も　そこで確かに輝くだろう

花びらがひらりと舞って　落ちてくのを
今は一つ拾うことだけできる

何を願う？　一人きりの夜
まばたきをする度に　星を幾つも溢しながら
重ねた手で夢を描くように
今は想い続ける　世界は変わると

生まれるなら名もない星になれ
ここで見てきたのは足りない光

奇跡を待つ　深縹の夜
消えることなく浮かぶ　星を幾つも繋ぎながら
もう行かなきゃ　なんて言わないで
追いかけ続けてたい世界を見てる

何を願う？　一人きりの夜
まばたきをする度に　星を幾つも落としながら
重ねた手で夢を描くように
今は想い続ける　世界は変わると