やっと、山頂に着いた。

「リン!やっと来た♪」

「景色綺麗だね♪」

「なんか微妙に話が噛み合ってないと思うのは俺だけか?」

まぁ、レンは無視するとして頂上からの景色はすごい綺麗だった。
で、景色を見ているとミクちゃんがどっか行っちゃって、カイト君がこっちに来た。

「リンちゃんもレンもいいタイミングで着いたね。」

「なんで?」

「もう少し遅かったらみんな昼ご飯食べ始めてたんだ。」

うん。昼ご飯食べてるなかで着いたら私としては気まずいわね………。

「お弁当もらってきたよ!」

「ミク、ありがとー(>_<)」

ミクが4人分もってきてくれた。
どっか行ったのはお弁当を取りに行ってくれてたのね。
ふと、カイト君を見ると大きなシートを敷き終え、座っていた。

「あ、みんな座ってね。」

「うん。ありがとう。ところでいつ敷いた?」

「リンちゃんとレンがミクに注目してるとき。」

注目してるって言ってもほんの少しだった気がするんだけど………。
まあ、せっかく「座って」って言ってくれてる訳だしありがたく座らせてもらうことにしよう。


「ねー。」

お弁当を食べながらみんなに聞く。

「何?」

「この後の予定って何?」

「んーっと………。」

ミクちゃんが考えていると横からカイト君が言ってくれた。

「この後は適当に青春っぽいことして、それから下山するって。」

「そっかぁ…………。青春っぽいことって何すればいいのかなぁ?」

「リン。まずは疑問に思え。耳を疑え。どう考えてもおかしいだろ。」

疑う………?適当に青春っぽいことして………それから下山……。
ん?青春っぽいこと?

「本当だ………。カイト君。冗談言わないでよ!どう考えても『青春っぽいこと』なんてやんなくていい事じゃない!」

「いや……先生が言ってたことなんだけどな……………。」

…………あの先生なら言いかねない。

ま、その後はそこら辺にはえてる草とかで遊んだり、意味もなく叫んでみたり。とにかく楽しかった♪

「はいっ!じゃあ下山するから荷物まとめて!」

っていっても、シートとかは全部カイト君が出してくれてた訳で、私達は片付けるものが無い。

「鏡音さん!私達は先に下りてていいって。」

そう声をかけてくれたルカ先生に返事をしてレンと一緒についていく。

「どう?楽しかった?」

「あ、はい!楽しかったです♪」

なんてルカ先生と会話してたらレンが『あれ見て♪』なんて言ってきたからレンの指す方を向いたら
「虹だぁ………」

きれいな虹がかかっていた。こんなとこに滝ってあったんだね。(ちっちゃい山じゃなかったっけ?

「やっぱ別の道通って良かったですね。」

「ふふっ♪鏡音君もよく地図見てたわね♪」

…………別の道!?じゃあ他の人と違う道ってこと!?

「ちょっ!?それって危ないんじゃ!?」

「大丈夫♪こっちでもあってるし、ただ向こうの道の方が湖とかもあるからいいんじゃないか?って決めただけだから♪むしろこっちの方が近いみたい。他の先生にも許可はとってあるから大丈夫よ♪」

「……………。」

本当に大丈夫なの?

「あっ、ただね、向こうよりちょっと道が歩きにくいっていうか…………まあ、鏡音さんが歩けなくなったら鏡音君がおんぶして戻るってことで♪」

「まあ、通りたいって言ったの俺ですしね。」

歩きにくい道って!?っていうか他の先生方もこんなこと許可していいの!?
まあ決まったことは仕方ない………とにかく帰るとするか………。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

いじっぱりな私 27

何ヵ月ぶりだろ………?

先月中に書いたんですがだすのが今ごろ……

もうすぐ終わると思います!(いつから言ってんだか………

ありがとうございました!

閲覧数:302

投稿日:2010/09/25 18:55:39

文字数:1,479文字

カテゴリ:小説

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  • 囮 

    囮 

    ご意見・ご感想

    来たあああ嗚呼あああああああああ!!!!
    待ってましたよずっと!!!
    面白いですね、やっぱり^^*

    ええ、もうすぐ終わってしまうんですか・・・orz
    最後までちゃんと見させていただきますね♪

    2010/09/28 19:03:30

    • 流華

      流華

      待っててくださったんですか!?

      ありがとうございます><

      そろそろ終わらせないとなって最近思いはじめたんです!!
      早めに出せるように頑張りますね♪

      2010/09/29 18:43:50

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