昼過ぎ5時限目、教室に戻る気分にはなれなくて
人影の絶えた湿った臭いの旧校舎には
からっぽの本棚がならぶ図書室

扉を開いて中に入ると
窓辺にたたずむあの子がいたの

いつも通り今日も私の隣で
天使が微笑の花束を
振りまいてる姿が可愛らしくて
抱き寄せ耳元でささやくの

いつもあなたの先輩なんて言い方はやめにしましょう
お姉様って呼んでよ

でもあなたはあまり驚かないのね
ほんのり頬を染めて目を閉じる
檸檬の香りの黒髪を震わせ
何にも言わずにうなづいた

もっと早く告白すれば良かった
これからあなたとは特別な
ふたりだけのメロディーを刻みましょう
甘くて濃厚な天使ちゃん

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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あの子は私だけの天使ちゃんだもの

鏡音10周年誕生祭曲の歌詞ですが、
同詞異曲は大歓迎です!

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投稿日:2018/01/10 01:22:35

文字数:288文字

カテゴリ:歌詞

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