「リン、ちゃんとリハビリしてんのか?」

「がくぽ………あんた、目、ちゃんと見えてる?」


ちなみに、今は歩行機を使ってやっと歩ける状態。ミクが来てくれるから下まで行こうと思ってね♪
なんか、がくぽは私が転ばないか心配なんだって。看護婦さんいっぱい居るのにね。


「ねー。あんたって教師だよね?」

「そうだが……それがどうした?」

「仕事たまってたりしないの?」

「終わらせてきたに決まっているだろう?」

「遠慮せず、土日も仕事してきてください。」

「ああ、そうするか。………っておいっ!お前、その言い方はないだろう!?」


なによっ!せっかく私が笑顔で言ってあげたのに!

入り口まで来たら、ちょうどミクがカイト君と一緒に入ってくるところだった。

「あっ!リンもう歩けるようになったの!?」

「ちょっ、危ないっ!ストップ!」

「あ、ごめん………。」

「まぁ、こんなところで話してないで病室に行って話したらどうだ?」

「当然。こんなとこでいつまでも話してなんかいらんないわ。あと、あんたは帰ってて?」

「ああ、そうするとしよう。また様子見に来るからな?」

「わかったわよ。」

そう言うとがくぽは帰っていった。うん。あいつが居なくなるというわね♪

「さ、病室行って話しましょ♪」


‐病室‐

「ねぇ、リン?」

「んー?なにぃ?」

「「何で神威先生がいんの??」」

うわぁ、はもったよ………。
そこって気にすることなのかなぁ?

「えっとね、あいつは従兄弟なの☆」

「いとこ!?」

あ、そんなに大きな声出なかった。そりゃそうだよね。一週間前にあんなことがあったばかりだもんね。

「ああ、それで仲良かったのか……」

カイト君、何を納得しているの?

ちなみにがくぽは今、1年担当だからうちらには(あまり)関係ないよ♪

「リン、あともう一つ。」

「何?」

「いつ頃退院できそう?」

「十分歩けるようになってからかな?早く学校行きたいんだけどねー……」

「そっか、待ってるから!」

「もしかして、レンに会いたいとか?」

カイト君……何を言いだすの?そりゃ、会いたいけどさ……。

「えっ!リン?もしかして図星!?まだ好きなの!?」

「う、うるさいっ!!!!」

2人とも何を言いだすの!?もし歩けたら蹴りいれてたよ?


「そういえば、最近レン1人で帰ってるわね……。」

「そうなの!?カイト、何があったか聞いてない?」

「な、何も聞いてないよ!」

うん。怪しいわね。何もなければいいんだけど………。

「そ、それより、ミク!ちょっといいか?」

「えっ!何!?」

部屋の隅に行って小さい声で話している為、私には何も聞こえなかった。

「リン。レン君に「入院してるって言わないでよ?」

「ごめん………。手遅れ………。このバカがレン君に言っちゃったみたい………。」

あーあ、ミク泣きそうな顔してるよ………。
ドアは閉めきって……あるわね……。
それでは、叫びましょう!

「ふざけんな!このバカイトぉぉおおお!」

「ごめんって。まさか言っちゃダメだって分かんなかったんだ!」




そんなの、許されるわけないでしょう!?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

いじっぱりな私 6

途中で出てきたレンの話ですけど、その話も書いていいんですかね……。

今日、家で歌ってたら喉が痛くなりました。無理はいけませんね!(誰もしないだろ……。

読んでくださってありがとうございます(>_<)

閲覧数:283

投稿日:2010/03/31 23:03:45

文字数:1,346文字

カテゴリ:その他

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