土の下の幻影と緑色の残り滓
君が立っている場所は
忘れかけた樹々のかけら
裸の手で握る土 裸の足に這う冷気
揺れる豊かな緑を
君は思い出せるだろうか
君が産声上げる幾千年前にそよいだ枝は
高いビルの底に死んだ
増えていく増えていく僕を知らない君が
忘らるる
君の肌と血の記憶に僕らが遺した痕を
せめて滅ぶ姿を前に
どうか手を合わせMemento Mori
僕は声を知らない
だから君には聞こえない
鮮明にとは言わない
思い出せれば構わない
固い地面の下に眠る僕らの足跡が
数多の君の記憶から追い出されるのが怖いよ
花とは美しくて樹とは強く優しいものだと
それだけでいい 忘れないでいてほしい
語り繋いで
消えゆく
君の肌と血の記憶に僕らが遺した痕は
君に触れる枝もとうに無く
寂しく死を待つ終の日
ここにいるよ ここにいたよと
無い口で呼び続け
無い喉が嗄れるまで
有る葉を枯らして
ただMemento Mori
僕が産声上げる日が
またこうして訪れるなんて
君の遺伝子に刻みこんだ
目が回るほど遠い昨日のように
君の死が来たんだね
それももう遠い昨日
君の血が根に染みて
悼みだし涙を流す
君の死は忘れない
僕の実に君が遺した傷痕に
葉を立てて忘れぬよう広げておくよ
いつの日にか会えるのなら
その時には今度こそ共に生きていけるだろうか
僕の葉と根に記憶するよ
melyo to melnya ar roide ko daboll
君の肌と血を記憶するよ
nihuz to shunia ar zoide ko daboll
それではおやすみ
jawe wasoseye
だから
僕を忘れてくれぬよう
罅割れに根を芽を葉を這わせ 森に染めてしまえば
記憶の種子 打ち込む緑
君を忘れてしまわぬよう
砂に染む肌と血をなぞり 死を糧にしてしまえば
記憶の花 Memento Mori
森はいつも隣に
死のように隣にいて君と生きていくから
胸に手を 今は亡くとも
ここにいるよ ここにいるよと
僕の葉と根に記憶するよ
melyo to melnya ar roide ko daboll
君の肌と血を記憶するよ
nihuz to shunia ar zoide ko daboll
君は肌と血に深く記憶するよ
zoide nihuz to shunia ko bols-daboll
僕の葉と根を記憶するよ
melyo to melnya ar roide xor bols-daboll
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