最期に想ったのは君のこと
届かず消えていった声のこと
幸せになりたかったけど
全てが全て過去形だ

追い抜かれた身長
言いすぎてしまった言葉も
今となっては思い出だ
笑っちゃうくらいの思い出だ
前向きってなんですか
普通ってなんですか
夕陽に伸びた影が二つの頃は
そんなことも当たり前だったかもな

いつか旅にでも行きたいと
そのいつかは一体いつだ
果たせなかった約束なんて
掃いて捨てるほどあるけれど
今度は僕が追い抜いていくよ
たまには花の一つでも持って
会いに来てくれよ

そんなもの必要ないって
誰かに切り捨てられたもののなかにも
僕にとって必要なものは
やっぱりいくらか存在していて
今更ですが 
もう取り返しはつかないですが
できることなら僕を
救ってほしかったんだよ


チラシの裏に書き殴って
満たされないと破り捨てて
自分を傷つけているうちは
罪にもならず済むもんな

また遊ぼうねの言葉が
いつの間にか挨拶で
最後のメッセージは既読だけ
笑えるだろ そんなもんだ
人生そんなもんだって
諦めきれないから苦しくて
一人の影が気楽だと
別に強がるわけでもないけど

どうしようもない穴が塞がらなくて
それは誰にも満たせなくて
もしかしたら 君だったら
思ってるうちにずいぶん遠くだ
忘れるなら忘れてくれよ
たまに花の一つでもくれれば
もうそれで満足だよ

そんなもの必要ないって
誰かに切り捨てられたもののなかにも
僕にとって必要なものは
やっぱりいくらか存在していて
今更ですが 
もう取り返しはつかないですが
できることなら僕を
救ってほしかったんだよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ばいばい

最期に友達に贈る歌をイメージして書きました。

閲覧数:61

投稿日:2018/06/03 07:53:11

文字数:686文字

カテゴリ:歌詞

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