きっと大丈夫
君に言い聞かせる僕は
とんだ鬼だ


君の世界を壊した
君が誰だと喚くのは本当は僕なんだ
笑っちゃうよ
涙なんて出ないや
それでも世界は回り続けるのかね
笑い話にしか聞こえないや



僕は鬼だ
悲しい鬼なんて格好つけるつもりはないけれど
悲しすぎて涙も出てこない
君は泣くの?




君に世界を壊された
知ってるよ私の敵のことずっと前から
叫んじゃうよ
笑顔なんて作れないや
それでも君は笑い続けるのかね
笑い話にしか聞こえないや



私は鬼だ
君の事知ってるくせに知らないふり
知ってるなんて言ったらどうなる
君は泣くの?




そうして騙し騙され
僕たちは



鬼になった
幸せの意味なんてつかめないまま
それでも鬼になったら
やっと僕たちは




まるで人間のように
泣いて
笑えたんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

「白ハく」


「  鬼になったふたりの人間の話  」 

閲覧数:37

投稿日:2012/07/18 21:59:48

文字数:362文字

カテゴリ:歌詞

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