野をゆく風が稲穂を揺らし
地を黄金(こがね)に染めてゆく
過ぎる夏に別れを告げて
稔りの丘秋の色

時は過ぎ流れても
季節は循環(めぐ)る......


金色(こんじき)の穂揺らし吹く風の路
稔りの香運んで
遥か彼方地の果てまでも
秋の訪れ知らせる

そよぐ秋風が緑の大地
眩しい黄金(こがね)に染め変え駆ける
草原渡り山越える風
秋に届く大地の恵み


金色(こんじき)の地染めて吹く風の路
野に豊かな実を結ぶ
山は燃えて色鮮やかに
秋喜び葉を染める

里の人々は揺れる穂の畑で
稔りの収穫歌い賑わう
山の獣たちは草木の結ぶ実に
喜び集まって腹を満たす


金色(こんじき)の大地を吹く風の路
丘の上で見渡せば
青い空と黄金(こがね)の原に
紅・黄色の山々が

稔り色づく大地を
駆け抜けゆく風もやがて
稔りの種を蒔き尽くし
遠く去ってゆく


金色(こんじき)の実落とし吹く風の路
足跡に冬の香り
風に揺れた穂は刈り取られ
獣たちも山奥へ

木枯らし木を揺らせば
大地は冬の支度
稔りの秋はやがて
終わりを告げ去る


寒空に木は葉を落とし
風冷たく吹き付ける
厚い雲が小雪を降らし
地は白く染まってゆく

どうか次の秋にも
稔り豊かに...

時は過ぎ流れても
季節は循環(めぐ)る......

作詞・作曲 Nen-Sho-K

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

四季の循環(めぐ)り III ~金色(こんじき)の風の路~

字数の都合で歌詞をこちらに置かせて頂きました。
曲↓
http://piapro.jp/a/content/?id=r68mby3842frhful
ご試聴頂けると嬉しいです。
四季シリーズとして春から順番にⅠ、Ⅱ、Ⅲと続いてきた曲なので、「季節外れだ」というツッコミはご容赦ください…

閲覧数:117

投稿日:2008/03/27 21:55:18

文字数:569文字

カテゴリ:歌詞

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