火花が散ります ちかちかと
あるいは牡丹 あるいは松葉
儚くも美しいでしょう

手に取ることは叶わずとも
焼きつく一瞬 華やかに
確かにそこに咲くのです

さあ 火をつけましょう
ご覧に入れます 鮮烈に
燃えて焦がれる小さな花を
その目が捉えてくれるよう


火花が舞います ちらちらと
あるいは柳 そして散り菊
頼りなくもきれいでしょう

後には何も残せずとも
閃く一瞬 厳かに
確かにそこにあるのです

さあ 蕾が灯る
ご覧ください 束の間を
きよらに光るあえかな花が
その目を癒して消えるよう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

口上

「ノベルアップ+」及び個人サイト「篝火」でも公開中。

閲覧数:55

投稿日:2022/01/01 15:58:11

文字数:249文字

カテゴリ:歌詞

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