《A1》
良かれと思いした事が
意味を成さずにはみ出し摘まれ
八重に重ねた罪背負い
そぞろ彷徨うただただふらふら

流れる運命導かれ
人恋しさ温もり求めて
此処で会ったが定めだと
何かが走ったこの胸に

《B1》
揺るがぬ君は皆の為に
笑顔でその身を捧げると
穢れを知らぬその心は
白く染められた雲のように


《S1》
八雲立つ前は八重垣
この身を賭しても君が為なら
惚れた女一人守れず
どうして漢を語れるかってんだ

八岐に聳えるオロチがなんだ
腹を決めたら臆する事なく
大事なもんは奥に閉まって
ヤエガキと呼ばれたとしても



《A2》
戯けの戯事と決めつけ
耳を貸さない恐れて離れて
八重にも積んだ蛮行は
疑心暗鬼にただただぐらぐら

されど変わらぬ性分を
君は真っ直ぐ見つめて解した
此処で会ったが定めだと
決意を誓ったこの胸に

《B2》
気丈な君は皆の為と
凜とした顔で微笑んだ
恐れを見せないその身体は
静かに小さく震えていた


《S2》
八雲立つ前は八重垣
受け止めてくれた君が為なら
惚れた女一人守れず
どうして漢を名乗れるかってんだ

八岐に佇むオロチがなんだ
命を掛けろよ臆する事なく
大事なもんを失わぬ為
ヤエガキと呼ばれたとしても


《C》
幾重に重ねた悪行はまるで
幾重に巡らす垣根の様だと
手につけられない悪ガキを
人々はヤエガキと呼んだ

荒れ果てて朽ちたヤエガキを
それでも白い八雲は包んだ
だから君の隠した涙の数だけ
何度だって立ち上がる



《S arrange ver.》
八雲立つ前はヤエガキ
この身を賭しても君が為なら
惚れた女一人守れず
どんな顔して口説くんだって

八雲立つ此処は八重垣
命を掛けても君が為なら
これから先泣かせはしない
じゃなきゃ漢は語れねぇってんだ

八岐に聳える困難なんて
腹を決めたら立ち向かうだけだ
大事なもんを失わぬ為
八重垣作る八重垣を

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【曲募集】ヤエガキの英雄

気がついたら手が血だらけになってることってよくあるよね。

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投稿日:2018/09/03 14:18:17

文字数:812文字

カテゴリ:歌詞

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